新社会人を目指すアスペルガーのブログ

大学4年の時にアスペルガーと診断され(2014年夏)、今は社会人3年目(2017年)です。社会で辛い思いをしている発達障害者の方に、「悩んでるのは自分だけじゃないんだ」と安心してもらえるようなブログを目指してます。また、読者の方にも記事を書いてもらえる、という試みを始めました。発達障害をテーマに書きたいことがある方は、その旨と、記事を投稿すると仮定した場合の文章をそのまま、コメント欄で投稿してもらえればと思います。

こんにちわ、まことです。

今でもその時のことをよく覚えているのですが、僕はプリクラをきっかけに、
相手のことを傷つけてしまった(かもしれない)ことがありました。

それは確か3年前のことです。

知り合いと友人の間くらいの関係の女子(Aさん)と二人で話していました。

何を話していたのかは全く覚えていませんが、
確かたぶんAさんは、自分の容姿に自信がないとかそんなことを言っていたような気がします。

で、唐突にAさんは一枚のプリクラを取り出し、言いました。
「私とこの子、どっちがかわいいと思う?」

プリクラなんて、いわゆるどんな人の顔も美しく撮る、
詐欺マシーンだと思っている僕は、あまり気乗りがしませんでしたが、
言われるがままに、その女子(Aさん)ともう一人別の女子(Bさん)が映っているプリクラを見ました。

「正直に答えてね」Aさんは付け足しました。

どちらもそれほど大差はありませんでしたが、素直に
「Bさんのほうがどちらかといえばかわいい」と思ったので、
「Bさんのほうがかわいいと思うよ。鼻とか目らへんとか」と僕は答えました。

「正直に答えてね」というAさんの指示に従っただけです。
全くもって悪気はありませんでした。

ですがなぜかAさんは「まことくんって、やっぱりそうだよね...」みたいに、
なんだか失望されたような表情をされました。

やっぱりそう、って何?と思いました。今でもよくわかりません。

ただ、数年たった今なら何となく分かります。
あの時は、無理にでも「Aさんのほうがかわいい」というべきだったのではないかと。
もしかしたら、「Bさんのほうがかわいい」と答えたことによって、目の前にいるAさんを
多少なりとも傷つけてしまったのではないかと。

でも、正直に答えてね、と言われたので正直に答えた僕に、
非があるかどうかと考えれば、あるともないとも言えないような気がします。

まあ、正直に答えてね、と言われなくても、僕は正直に答えていた気がしますが...泣

どうなんでしょう。定型発達の方は、正直に答えてね、と言われても、正直に答えないのでしょうか。
「Aさんのほうがかわいいよ」と、Aさんのことを慰めるためにも、嘘をつくのでしょうか。
たとえお世辞だとAさんに思われても、嘘をつくのでしょうか。

アスペと診断された病院での問診でも、同じことを相談しましたが、
「普通はAさんが目の前にいるんだから、Aさんのほうがかわいいと答える」と言われました。

いまだにすんなりと納得がいきません。論理的にはなんとなくわかるのですが、
胸のところに、すっと医者の助言が入ってこなかったのです。

こんにちわ、まことです。

僕はとある飲食店で、大学入学から今まで、3年間アルバイトをしています。
約1年間の留学生活を差し引いても約2年間です。

苦労しました、本当に。
今でも苦労することはあります。

そりゃ仕事ですから。誰でさえ苦労します。
しかし僕の場合、普通の人が苦労すること+アスペルガーとして苦労すること
の二重苦だったため、一時期はバイトのことで頭が離れなくて、
常に胸のあたりが締め付けられていて、バイト直前になると動悸が止まらない、
といったような状況でした。

さて、話をもとに戻して。
バイト先で今日、二人の先輩に言われました。
「まことくんは、やっぱり正直だよね。正直すぎるね」

アスペルガーの方は、言われた経験多いんじゃないでしょうか。
真実を真実のまま、相手の気持ちを読めずに言ってしまうあまり、
知らないうちに相手のことを傷つけてしまうことが、僕にはよくあります。

といっても、傷つけているという自覚はほとんどありません。
ごくたまに、あの時傷つけてしまったのかな、と振り返ることはありますが、
それが本当なのかは、本人に確かめなければ分からないと思ってしまいます。

こればかりは、ほんとに迷惑な特性ですよね...泣

例えば今日あったのは、僕にはその飲食店での、ある特定の作業が嫌いで、
その作業をしたくがないあまり、その仕事を担当する時間帯には
シフトを希望しないというマイルールがあります。

バイトの先輩「まことくん、どうしてこの時間帯にシフト入らないの?」
僕「この作業が嫌いなので、この作業を担当する時間は働きたくないんです」
先輩や同僚、後輩「あらそう。あはははは」

なぜか知らないけど、いつものように、笑われてる。
その時は、そう思ってただけでした。

今日は、この会話をした数日のことでした。

そして今日の会話。
先輩「まことくんって正直だよね」
僕「どうしてですか」
先輩「だってこの前も、嫌いな仕事を嫌いって素直に言っちゃってたじゃん。
皆嫌いな仕事だって、我慢してやってるんだよ。まことくんはそういうキャラだから
別にいいけど、もっと相手の気持ちを考えて発言しないと、損しちゃうよ」

その言葉を聞いた僕は、愕然としました。
僕としては、先輩の質問に対して、答えを述べただけであって、
まさかその発言が、周りの人を不快にさせていたなんて、
全くもって思いもしなかったのです。

これ以外にも、同じような発言を僕は幾度となくしているみたいです。

自覚はありません。本当に申し訳ない限りです。
そして、指摘してくださった先輩にも、感謝の気持ちしかありません。

こればっかりは、指摘されない限りは、自分では気づくことができません。
あれ?なんか今空気が凍った?と思うことは時々ありますが、
その時に初めて、さっき自分が言ったことは、相手からすれば、
嫌な発言だったのかもしれないと気づくだけであって、
そういうことを未然に防ぐことは、自分ではできないのです。

それに、僕は滑舌も悪いので、さっき空気が凍ったのは、
ただ僕の発言をみんなが聞き取れなかっただけなのか、
本当に僕の発言内容自体に問題があったのか、
結局どっちなのか分からないことのほうがほとんどです。

どうすればいいんでしょうか。これに関しては、パターン化して覚えるしかないのでしょうか。

こんにちわ、まことです。

前回の記事に引き続き、アスペルガーの方が就活において気をつけるべきことの、3つ目です。

3つめは、「職種選びにはご注意を」、です。

僕は、自分のことがアスペルガーと知らずに就活をしていました。
アスペルガーかもしれないと気付いたのは、5月の半ばころです。

それまでは、ずっと海外営業志望で就活を行っていました。
TOEIC(英語能力を測る、日本では有名なテスト)は満点に近いスコアだったし、
欧米への留学経験もあったからです。

しかし、おそらく営業という職種なのですから、
面接中のコミュニケーション力も重要視されるのでしょう。

それに、僕は社会人経験ゼロなのでよくわかりませんが、
営業においてはチームで働く力も求められそうな気がします。
就活で、「チームで何かを成し遂げた経験はありますか」と聞かれ、
「チームですか...」と、何度も答えに詰まったのは苦い思い出です笑

無理やり思いだした経験も、「そのチームであなたは何をしたの?」
と聞かれて出した答えに対して、「それって、結局は個人作業だよね」と言われてしまいました泣

さて、そんなこんなで、僕の4月の面接通過率は、10%以下でした。
面接に慣れてくるはずの6月でも、通過率は10%程度でした。
これで7月に内定をもらえたのは、今では奇跡としか言いようがありません。

アスペルガーに向いていない職種のうちの1つが、一般的には営業といわれています。

僕が7月にアスペルガーと確定診断された病院でも、
「なるべく人と関わらない職種を選んだほうがいい」と言われました。
人と関わるとしても、「なるべく臨機応変な対応が求められない職種がいい」とも言われました。

人間が関わる時点で、臨機応変さはある程度求められるかと思いますが...笑

さて、少し話を戻すと、結局私は、営業以外の職種で、ある会社から内定をいただきました。
当初は考えてもみなかった職種です。でも、少なくとも営業よりは、自分に合ってると思います。

以下、アスペルガーに向いてるとよく言われる職種をいくつか挙げてみます。
・システムエンジニア
・研究者
・芸術家
・会計士
・翻訳家

これらに共通しているのは、
・人との関わりが少ない
・専門性を活かすことができる(その専門分野にアスペ特有のこだわりがあればなお良し)
・比較的自分のペースで仕事ができる
といったところではないでしょうか。

でも、システムエンジニア以外は、なかなか就活ではお目にかかれない職種ですね泣

さて、アドバイスをするはずだったのに、今回の記事では、
今の就職活動では、アスペルガーにとって不利なことばかりである、
という結論に至ってしまいました。申し訳ありません。

ともかく、アスペルガーで営業志望の場合は、志望動機や自己分析など、
練りに練ったものを用意したほうがいいのかもしれません。

でないと、もともとのコミュニケーション力のところで、僕みたいに落とされまくる可能性大です。

でも、僕は思います。
アスペルガーだからこそ、何らかの形で、必ず社会に貢献できるはず。
そのためには、就職活動以外の道もあるのかもしれません。

職種選びにはご注意を、と最初に書きましたが、
そもそも言いたかったことは、自分に合わないことにしがみつくよりも、
もっと自分らしく生きる方法を、忠実に見分けましょう、ということです。

そして、もしも自分に合わないことに、様々な理由でどうしても固執したい場合は、
そのぶん念入りな準備や努力をしましょう、ということです。

僕の場合その準備を怠っていたので、面接にもたくさん落ちてしまいました。

大学生の分際で何を言うんだ、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
社会に出る限りは、社会から求められていることを、自分が成し遂げるのだ、
ということも知っています。というか、そう教え込まれました。

でも、その求められていることを成し遂げるためには、やっぱり自分に合った役割を
一人ひとりが果たすことが、最も社会にとっては有益なのではないかと思います。

別にそれが日本社会である必要もないと思います。

僕自身、自分にあった役割、というものはいまだに分からずにいます。
でも、幸い僕には、社会に出るまであと半年時間があります。ゆっくり考えてみます。

皆さんも、時には手を止めて、ゆっくり考えてみてはいかがでしょうか?

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