新社会人を目指すアスペルガーのブログ

大学4年の時にアスペルガー(今でいう自閉症スペクトラム)と診断され、今は社会人8年目です。社会で辛い思いをしている発達障がいの方に、「悩んでるのは自分だけじゃないんだ」と安心してもらえるようなブログを目指して始めました。先日社会福祉士国家試験に合格し、発達障がいのある方も対象にした就労支援に携わることになりました。

こんにちわ、まことです。

前回の記事まで、しばらく自己診断テストについて書いてきましたが、
今回で最終回です。

あなたの得点は33点です。

緑ドット社会的スキル
8点
緑ドット注意の切り替え
8点
緑ドット細部への注意
5点
緑ドットコミュニケーション
8点
緑ドット想像力
4点

という結果になりました。

33点以上で自閉症の可能性が高いそうです。

このテストで20点以下を取る人は、きっと社交的で融通もきいて、
相手の立場になって物事を考えられる人なんだろうなーと思ったり笑

想像力が良好なのは、小説が好きでよく読んでたからでしょうか。
細部への注意も点数が低いのは、関心のないことには注目しないからでしょう。

まぁ、自己診断でわかることなんて、これくらいです。
あくまで自己評価ですから、自分では普通だと思っていることも、
他人からすれば普通ではない、なんてこともあり得るんです。

本当に自分のことについて気になる人は、きちんとした病院で診断してもらったほうがいいです。

こんにちわ、まことです。

もし自分がアスペルガーとして産まれていなかったら。
もし自分が定型発達として産まれていたら。

全く違う人生になっていたんだと思います。
良い意味でも悪い意味でも。

もしもアスペルガーをその人の個性とみなすのであれば、
僕自身はこの個性にすごく誇りを持っていますし、
人とは違う感覚や考え方を持っているからこそできたこともあったので、
もう一回今の自分で産まれてみたいな、と思っています。

でも、時々思います。

もしも、もうちょっと相手の気持ちを思いやれて、
もうちょっと分かりやすく話すことができて、
もうちょっと自分に自信を持つことができたら。

欲を言うなら、恥をかかないくらいに運動ができて、
周囲に迷惑をかけないくらいに融通がきいて、もう少し器用だったら。

教えてもらわないと自分で判断できない今の自分じゃなくて、
ある程度自分で考えて物事を判断できるようになれたら。

隣の芝生は青いといいますが、自分とは両極端な人たちを見ていると、
時々どんな人生になっていたんだろう、と思うことがあります。

うらやましいという気持ちだけじゃなくて、そういう風に、世間のニーズにあった
個性を持っていたら、どういう人生を歩むことになるんだろう、という興味でしょうか。

僕は昔から、「自分にしかできないことがしたい」と漠然と思ってました。
そうじゃないと、自分に生きる意味はないと、中学生ながら考えていました笑

アスペと診断されてから1か月が経ちました。
世間では少数派であるアスペだからこそ、自分にしかできないことがしたいな、と。
そんなふうに考える休日の午後でした。

甘いですね。人生なめてまーす。笑 
でも学生の間くらい、人生なめさせてください!笑

こんにちわ、まことです。

アスペの人には、予定外のこと、突然の出来事にパニックになってしまう
傾向があると思うのですが、僕もそういうところがあります。

例えば、一人で何か作業をしているとき、もしくはただ考え事をしているとき。
そういう時って、すごく集中してるんですよね、目の前のことに。
まさか後ろに人がいるだなんて考えてもいません。

なのに、「まことくん」と肩を叩かれて呼びかけられた日には、
大声をあげてびっくりしてしまいますよ。
心臓バクバクで止まらないことだってあります。

急に自分の世界から、もとの世界に引っ張り出された感じですかね。

大抵の人は、「ごめんびっくりさせて笑」「そんなに驚かなくてもいいのに~」と
僕の極端なリアクションに対して笑ってくれていますね。
今日もバイト先で、自分の仕事に熱中していたら、急に後輩に呼び止められて、
いつものごとくものすごくびっくりして、いつものように笑われてしまいました笑

あと、電話がなると一瞬ドキッとしますよね。
緊急地震速報みたいに、電話が鳴る十秒前に、「電話が鳴ります」と知らせてほしいです。
声かけされる十秒前に、「声かけされます」という看板が目の前に現れたらいいのに。
いや、本当にそうなるとだいぶ便利な世の中になりますよ!笑

急に目の前に現れてくるのはまだ大丈夫なのですが、
急に耳に聞こえてくるのは苦手だなーと思います。

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