新社会人を目指すアスペルガーのブログ

大学4年の時にアスペルガーと診断され(2014年夏)、今は社会人3年目です。社会で辛い思いをしている発達障害者の方に、「悩んでるのは自分だけじゃないんだ」と安心してもらえるようなブログを目指してます。

こんにちわ、まことです。

昨日、ブログの訪問者数の累計が100名を突破いたしました!
まだ書き始めて1週間しか経っていないにもかかわらず、
何度も足を運んでくださっている方もいるみたいで、本当に感謝しています。

ありがとうございます。

さて、話は変わりますが、USJ(ユニバーサルスタジオジャパン)では、
ハリーポッターが今人気らしいですね。今回はその人気にのっかった話です。

アスペルガーの方には、小説を読んでも映画を見ても、
ストーリーについてけなかったり、登場人物の心情を理解できない、
という方もいらっしゃるようです。

しかし僕は中学生の時は月に10冊以上本を読むほど、読書が大好きでしたし、
映画は好きというほどではありませんが、一応見ればストーリー自体は分かります。

だいぶ涙もろいほうで、同じ本や映画の特定のシーンに対して、何度も涙を流します。

ただ、それでもやはり、母親に時々指摘されていたことなのですが、
家で映画を一緒に見ていると、母親には登場人物のセリフの意味がわかっても、
僕には分からない、ということが時々ありました。

例えばハリーポッターと賢者の石。皆さん、ご覧になったことはありますか。

この映画の最後のシーン。
学校の1年目が終わり、生徒全員が故郷へ帰るシーンです。

そこでの一幕。
ハーマイオニー「帰るって不思議な気分ね」
ハリー「帰るんじゃないよ、僕はね」

???

僕はハリーのセリフを聞いた時、意味が分かりませんでした。
しかもそれが、映画の本当に最後のセリフだったので、すごく後味が悪かったのを覚えてます。

皆さんは、このハリーのセリフが意味すること、映画を見た時に分かりましたか。

母親によると、「ハリーにとっては、学校が既に自分の居場所、つまり、いつでも帰ってくるべき
場所になった。だから、ハリーが人間界の自宅(故郷)に向かうということは、帰るのではなく、
行くのだ」ということだそうです。

図式化すると、ハリーにとっては、
学校→(行く)→人間界の自宅→(帰る)→学校

ハリー以外の学生にとっては、
学校→(帰る)→故郷→(行く)→学校

ということらしいです。

いやはや、説明するのも難しい。これくらい、すぐに分かって当然なのでしょうか?
僕はこの映画を5回ほど見たことがありますが、5回とも結局このセリフの意味が分からず、
母親に聞いて初めて、そのセリフの意味が分かりました。

こんにちわ、まことです。

僕が自動車免許を取得したのは去年の冬です。
4か月ほどかけて取得しました。

この時はもちろん、アスペルガーのアの字も知りませんでした。
自分が不器用だということは自覚していましたが、
どれほど不器用かということはあまり分かっていませんでした。

結局、平均3回の延長回数といわれるところを、僕は14回延長して、免許を取得しました。
卒業検定にも1回落ちてます。
教習所で、他人の教習原簿を何度もチラ見しましたが、
僕ほど延長している人は一度も見たことがありませんでした。

教習の手帳に、教官から注意されたことをメモし、教習前には必ず復習、
というふうに、ちゃんと教習に臨むようにしていました。

しかしそれでも、なかなかうまくいきませんでした。

アルバイト代で賄っていた教習費用です。教習に不合格になるたびに、
あのバイト費用がまた飛ぶ。。。といつも思っていました。

教習中、上手くできなかったことをいくつか挙げてみます。
・ある特定の場所での指示を、別の似た場所での指示に応用できない。
・複数の作業を連続して同時にできない。
・2つ教えられたことを、次に両方しようとすると、片方忘れるか、ちぐはぐになってしまう。
・そもそも、車体の感覚が分からない。そのため、簡単なカーブでも縁石に乗り上げる。
・細かなことでも、教えてもらわないとできない。自然にコツをつかむのが難しい。

どのような人にも、当てはまることかもしれませんが、
僕の場合、これらの回数が、普通の人よりも多かったのだと思います。
だからこそ、人よりも多くの教習を受けなければならなくなってしまいました。

教官には何度も呆れられ、教習原簿のコメント欄は、教官からの注意のコメントで、
欄外までいっぱいになっていました。
同じことを何度も言わせるなと、教官たちは思っていたことでしょう。
僕自身、なんで同じことを何度も言わせてしまうんだろう、なんで同じ失敗を繰り返すんだろう、
ちゃんと予習復習して教習に臨んでるのに...と思っていました。

昔から、頭では分かっていても、それを体で実践できないことが多かったです。

だからこそ、卒業検定に合格し、免許を取得した時はほんとにうれしかったです。
苦労したぶん、できるようになった時にこういった達成感を味わえるのは、
不器用な人の特権?ですよね!? 少なくとも僕はそう思うようにしています。

結局、ペーパードライバーになってしまったという事実が現在ありますが...笑

こんにちわ、まことです。

今でもその時のことをよく覚えているのですが、僕はプリクラをきっかけに、
相手のことを傷つけてしまった(かもしれない)ことがありました。

それは確か3年前のことです。

知り合いと友人の間くらいの関係の女子(Aさん)と二人で話していました。

何を話していたのかは全く覚えていませんが、
確かたぶんAさんは、自分の容姿に自信がないとかそんなことを言っていたような気がします。

で、唐突にAさんは一枚のプリクラを取り出し、言いました。
「私とこの子、どっちがかわいいと思う?」

プリクラなんて、いわゆるどんな人の顔も美しく撮る、
詐欺マシーンだと思っている僕は、あまり気乗りがしませんでしたが、
言われるがままに、その女子(Aさん)ともう一人別の女子(Bさん)が映っているプリクラを見ました。

「正直に答えてね」Aさんは付け足しました。

どちらもそれほど大差はありませんでしたが、素直に
「Bさんのほうがどちらかといえばかわいい」と思ったので、
「Bさんのほうがかわいいと思うよ。鼻とか目らへんとか」と僕は答えました。

「正直に答えてね」というAさんの指示に従っただけです。
全くもって悪気はありませんでした。

ですがなぜかAさんは「まことくんって、やっぱりそうだよね...」みたいに、
なんだか失望されたような表情をされました。

やっぱりそう、って何?と思いました。今でもよくわかりません。

ただ、数年たった今なら何となく分かります。
あの時は、無理にでも「Aさんのほうがかわいい」というべきだったのではないかと。
もしかしたら、「Bさんのほうがかわいい」と答えたことによって、目の前にいるAさんを
多少なりとも傷つけてしまったのではないかと。

でも、正直に答えてね、と言われたので正直に答えた僕に、
非があるかどうかと考えれば、あるともないとも言えないような気がします。

まあ、正直に答えてね、と言われなくても、僕は正直に答えていた気がしますが...泣

どうなんでしょう。定型発達の方は、正直に答えてね、と言われても、正直に答えないのでしょうか。
「Aさんのほうがかわいいよ」と、Aさんのことを慰めるためにも、嘘をつくのでしょうか。
たとえお世辞だとAさんに思われても、嘘をつくのでしょうか。

アスペと診断された病院での問診でも、同じことを相談しましたが、
「普通はAさんが目の前にいるんだから、Aさんのほうがかわいいと答える」と言われました。

いまだにすんなりと納得がいきません。論理的にはなんとなくわかるのですが、
胸のところに、すっと医者の助言が入ってこなかったのです。

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