こんにちわ、まことです。
アスペについて色々調べていくうちに、目の前の相手の発言に対する反応が、
定型発達の一般的な回答と、アスペ的な回答とでだいぶ異なることを知り、
あらためて自分が社会の暗黙のルールを分かっていないということを実感しました。
例えば「今回のテスト難しかったよね」と友達が言うとき、
僕は本当に難しいと思ったら、「難しかったよね~」と言いますが、
簡単だったと思ったら、「え、そう?簡単だったと思うよ」と言います。
でも定型発達の反応は、自分の感想を述べるよりも、相手への共感を優先させるそうです。
つまりは、相手が「テスト難しかったよね」といえば、
自分がそのテストを簡単と思うか難しいと思うかにかかわらず、
「そうだよね~難しかったよね~」と、共感をにおわせる回答をするそうです。
ようは、アスペの僕は、自分の視点からしかものを言えないということですね。
自分の視点と相手の視点があっていれば、うまく会話がかみあいますが、
そうじゃない場合は、相手の視点にあわせて会話をすることが難しいので、
会話がかみあわない、ということになってしまうのでしょう。
今思い返すと、僕の会話方式は、基本的に常に「相手の気持ちへの共感」よりも
「自分の気持ちを相手に伝える」ことを優先しているようです。
それは、わざとやっているんじゃなくて、その時は無意識的にそれしかできない。
このようにブログで書くことで、初めて過去の自分の発言の不適切さに気付く。
やっかいなものですね。
この特性は、アスペである自分自身よりも、周囲の人への負担になってしまうのでしょう。
そして、この特性を受け入れてくれる定型発達の人とはどうにか上手くいきますが、
受け入れられない(自己中な人が嫌い)人は、僕のような人とは合いにくいのではないかと。
日本は全体の和を重んじる国ですから、この特性は特に問題化されやすいところだと思います。
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