こんにちわ、まことです。

前回の記事
アスペルガーのカミングアウト【大切な3つのこと。その2】
に引き続き、
カミングアウトについて大切だと思うことを書きます。

さて、これまでは、
・LINEやメールで伝える
・本当に信頼できる人だけに限定する
ということについてお伝えしてきましたが、今日は、

・カミングアウトする際の話の切り出し方

について書こうと思います。

ずばり、カミングアウトする際は、いきなり「自分がアスペルガーである」ということを
言わないほうが賢明だと思われます。

僕の場合、カミングアウトした母親と友人3人に対しては、全員、
アスペルガーという確定診断を受ける前の段階で、
「自分がアスペルガーかもしれない」ということについて相談をしていました。

その時の彼らの反応は、
母親「そうなの。たぶん違うんじゃない?ただの性格かもよ」

友人A「確かにまことはそういうとこあるけど、僕は気にしないよ」

友人B「言われてみればそうかもしれないね」

友人C「うわー妥当(アスペの特徴を読みながら)。辛いんだったら、
    軽い気持ちでお医者さんか学校のカウンセラーに相談してみたら?」
という感じでした。

母親以外は全員、わりと僕がアスペかもしれないということに対して、
特に否定することなく、そうかもしれないね、と素直に認めてくれているという点が共通しています。

案外、僕の母親のような反応をする人が多いのではないでしょうか。

「あんまり気にしないほうがいいんじゃない?」
「ただの性格なんじゃない?」

このような反応のほうが、有難いと言う人もいるでしょう。

しかし僕の場合は、友人たちの反応のほうが、有難かったです。

上記のような反応をしてくれたおかげで、本当のカミングアウトをするときも、
そこまで「もしも受け入れてくれなかったらどうしよう」という不安感はありませんでした。

「アスペかもしれない」ということを伝えることで、
「アスペと診断された」ということをカミングアウトした場合、
相手がどのような反応をするかということをある程度予測することができます。

まだアスペと診断されてない人は、

・病院に行く前に、一度誰かに「かもしれない」カミングアウトをしてみる
・その時に反応がよかった人には、確定診断を受けた場合も、本当のカミングアウトをしてみる

既にアスペと診断されている人は、

・診断されてはいるが、あえて「かもしれない」カミングアウトというワンクッションを置く
・その時に反応がよかった人には、日を改めて、本当のカミングアウトをしてみる

こんな感じでしょうか。

以上、アスペルガーのカミングアウトシリーズでした!

明日は、僕のアスペの特徴である、「表情と本当の気持ちが一致しないこと」について書こうと思います。