こんにちわ、まことです。

今日は、発達障害と過剰診断についてです。

というのも、もしかしたら僕自身も、この過剰診断に当てはまってる可能性があるからです。
というか、そもそも発達障害と診断されている人全員に、この過剰診断の可能性はあります。

過剰診断とは、
「定型発達の人と、発達障害の人の、ちょうど間に存在する人たち
(グレーゾーン)も、発達障害の枠に加えてしまう」
ということです。

僕自身、1回目に訪れた病院で、発達障害児の特別支援にも携わっているらしい、
いわゆる発達障害の専門医みたいな人に、アスペルガーだと診断されました。

しかし2回目に訪れた病院では、色々と検査をしてもらったものの、
結局は発達障害ではないという診断になりました。

精神科なんて、だいたいそんなものだと思います。
診る医者の判断によって、診断結果というものはある程度変わってしまいます。

特に発達障害の中でも、自閉症スペクトラムの場合は、
自閉症の傾向はどんな人にもある、しかしその傾向が特に強い人を、
発達障害に位置付ける、みたいな感じです。

そして、その傾向の強さを定義づけるものは、ありません。
だからこそ、余計に診る医者によって診断結果が変わってしまうのです。

僕は、この過剰診断自体が問題だとはあまり思いません。

だって、たとえその人がグレーゾーンだとしても、
何かしら発達障害の特性のせいで苦労をしているのであれば、

過剰診断をすることで、その人は自分について深く知るきっかけを得て、
その後の人生について考え直すことができるからです。

ただ問題なのは、本当は発達障害の枠に入っているのにもかかわらず、
過剰診断に否定的な考えを持つ医者の診断によって、
「グレーゾーンだが、発達障害ではない」との診断が下されることだと思います。

僕は素人なので、医学的なことはよくわかりませんが、
診断をするしないにせよ、診察にしに来た人には、
きちんとした明確な説明(診断の根拠など)をしてほしいと考えます。