新社会人を目指すアスペルガーのブログ

大学4年の時にアスペルガー(今でいう自閉症スペクトラム)と診断され、今は社会人8年目です。社会で辛い思いをしている発達障がいの方に、「悩んでるのは自分だけじゃないんだ」と安心してもらえるようなブログを目指して始めました。先日社会福祉士国家試験に合格し、発達障がいのある方も対象にした就労支援に携わることになりました。

2014年11月

こんにちわ、まことです。

最近ブログの更新が滞っていて、すみません。
本当に忙しいのです。4年生で、授業もほとんどないのに、すごく忙しいです笑

その忙しい理由の一つが、卒業論文、略して卒論。
大学4年生の大半が、卒業するために書かないといけない重要な論文です。
大学にもよりますが、だいたい2万字~3万字くらいは最低書かないといけないようです。

さて、アスペの人が卒論を書くとどうなるか。
あくまで僕の事例ですが、ご紹介したいと思います。

まず、アスペさんは相手の視点で物を見るのが難しい、
つまり自分の考えていることは、相手にも当てはまっている、と考えがちです。

だからかは分かりませんが、僕の論文には、根拠のない断定が多いみたいです。
あと、きちんと説明せずに、「これくらいは分かるでしょ?」みたいな感じで書いちゃったり。

その一方で、そんなに細かく説明しなくていいところにこだわっちゃって、
やたら長々と同じことを書いてしまったり。

自分では分かっているつもりでも、相手にも分かるように書かないといけない。
これって案外難しいんですよね。

普段の会話でもそうです。
自分では相手に伝わってるつもりでも、相手にはきちんと伝わってない。

こういうことって、アスペさん定型発達さん、両方あるとは思います。
でも、アスペさんと定型発達さんが会話をする際、そういうことは多発してしまいがちです。

定型発達さんは、「ここまで説明しなくても分かるでしょ?」と思い、詳細の説明は省きます。
でもアスペさんは、「全部説明してくれないとわかんないー!」となります。

もちろんその逆もあり得るでしょう。
アスペさんからすれば当たり前のことは、いちいち定型発達さんに説明する必要はない(と思ってる)。
でも、定型発達さんからすれば、その説明がなければ、解釈に苦しむ。

ただ、結局思うことは一つだけ。

人間って、アスペだからとか定型発達だからとか関係なく、基本的に全員違います。
そのことを考慮しないと、会話がちぐはぐになってしまいます。

違うもの同士、理解しあうためには、やっぱり話し合わないとだめです。
人と理解しあうことに対してあまり興味のないアスペさんもいるのかもしれませんが、
僕はやっぱり、理解しあいたいと思います。

こんにちわ、まことです。

6日ぶりの更新となりました。
いつもよりちょっと間が空いてしまいましたね。

最近特に忙しくなってきたというのもありますが、
あるテレビゲームにはまってしまい、空いた時間はずっとそれをやってるというのも
理由の一つです笑

アスペの過集中のなせる技?なのか?
いや、ただのゲームにはまったら抜け出せなくなるだけの怠慢です笑

さて、近況報告をするとしたら、やっぱり会社での研修でしょうか。
内定先で時々行うアルバイトも、少しずつ慣れてはきました。

仕事内容に関しては、これといった大きな問題も起きていません。
ただ、職場の環境に馴染めたかと聞かれれば、はっきりいってノーです。

仕事終わりや休憩のときの雑談に参加できないのが苦痛。

一対一なら話せるのに、複数になると話せないから、
職場特有の全体の和を重んじる?みたいな会話についていけません。

しかも職場って、やっぱり友人同士が集まってるわけじゃないんで、
ある程度会話の流れにフィットした発言をしないと、
その場の空気をいつも以上に乱してしまうんですよね。

ただ、職場の人と一対一で話せる機会があれば、話すようにしてます。
そういうときくらいじゃないと、話せないので。

正直いって、仕事そのものよりも、仕事外の雑談のほうが大変です笑
雑談に対しても時給が発生すればいいのにとも思います笑

でも、今のところは職場の人はみんないい人たちばかりですし、
もちろん性格が合う合わないはあれど、全体的にほんとにいい人が多いです。

アスペさんは、仕事内容だけじゃなくて、周囲にどんな人がいるかによっても、
職場に適応できるかどうかがだいぶ左右されてきますから、

今の僕の状況としては、それなりに順調、といえるのかもしれません。
でもやっぱり課題は複数人との雑談です。。。

なんか、複数人との会話って、テンポみたいなのが必要ですよね。
僕はそのテンポについていけなくて、ただうなずいてるだけです笑

そりゃ誰だって、新しい環境に溶け込むのには多少の時間はかかるものですが、
僕の場合、普通の人の何倍も時間がかかることは自覚してます。

今は幸い学生の身分で会社で働かせていただいているので、
何でも試せるものは試していきたいと思うところです。

こんにちわ、まことです。

世の中には社交辞令というものがあります。
アスペさんにとっては、意味のわからないものですね。

例えば「今度飲みにいきましょうね」なんて、社交辞令の典型です。

本当は飲みにいくつもりなんてない、もしくは2度と会うこともない相手なのに、
なぜか「今度飲みにいきましょうね」という人がたくさんいます。

僕のバイト先にもそういう学生さんが一人いて、
何回も「今度ご飯食べましょう」「今度どこかに遊びにいきましょう」と言うのに、

それが実現されたことは一度もありません。

基本的にはいい人なのに、そういう社交辞令を頻繁に使うので、
なんだかその人の言うことは全て嘘で固められているんじゃないかと疑ってしまいます。

社交辞令とはよく分からないものです。
どうして嘘を言ってまで、相手との関係性を保とうとするんでしょうか。。。

もちろん暗黙の了解のうえで、
「今度飲みにいこうね」「今度ご飯いっしょに食べようね」というのは、

ほぼ9割がた実現することはない約束ということを僕は分かっていますが、
この人は社交辞令で言ってるのか、それとも本気で言ってるのか、
ということの区別がいまだにつけることが難しいです。

なので、基本的には「今度飲みにいきましょう」と言われたその瞬間、
日時を決めるということがない限りは、社交辞令だと判断するようにしてます。

それでも、「今度飲みにいきましょう」と言われるのに日時を決めないというのは、
なんだかちょっと裏切られたような気分になってしまうんです。

定型発達の人は、こういう社交辞令を当たり前のように使ってますが、
僕からすれば、「今度飲みにいきましょう」という社交辞令を使われた時には、

なんだか嘘をつかれたような、ちょっと悲しい気持ちになってしまいます。

アスペさんにとって、おそらく社交辞令というのは、嘘を言うこととほぼ変わりはないです。
なので、アスペさんは社交辞令を言うことはあまりないでしょう。

だからこそ、本音というよりも、その場の雰囲気に合わせた会話が行われることが多い、
3人以上の会話になると、とたんに話すのが難しく感じてしまうんだと思います。

こんにちわ、まことです。

このブログの訪問者は、半分弱の人がブログ村から直接アクセスしているようなのですが、
ここ最近、GoogleやYahooの検索によって訪れる人も増えてきました。

なので、ちょっとどうでもいい記事なのかもしれないのですが笑、
どんなキーワード検索でこのブログを訪れる人が多いのか、紹介したいと思います。

もう一度いいますが、こんなのどーでもいい、なんて人は
申し訳ないですが別の記事を読んでください笑

じゃぁ早速、今月はというと、、、

1位 アスペルガー
2位 ブログ
3位 社会人

やっぱりアスペルガーの検索数はだんとつですね。

そしてなんと、「新社会人を目指すアスペルガーのブログ」っていうタイトルの、
まさしくほぼそのままではないかー!

でも嬉しいです。
それだけこのブログがGoogleやYahooに認知されてきたのかなーと思うと笑

ちなみにさっきのはキーワード検索ですが、フレーズ検索となると、

1位 アスペルガー 常同行動
2位 軽度三角頭蓋 ブログ
3位 アスペルガー 心理検査

となりました。

常同行動について書いてるブログが少ないからですかねー?
あと、三角頭蓋についてはまだまだ知名度が低いものですから、
情報も少なく、僕のようなブログでも簡単にヒットしやすいんだと思います。

わりとこの三角頭蓋の検索数は多いんですよね。
キーワード検索でも、今月は5番目の検索数です(先月はちなみに2位)。

さて、ここまでがよくある検索の紹介でしたが、
ここからは個人的にちょっと気になった、おもしろ?検索キーワードを挙げたいと思います。

(むしろ実は、こっちのほうが個人的に紹介したかったんです。
 だから記事のタイトルも、こっちメインで決めました笑)

・ロールシャッハテスト 答え

んー、ロールシャッハテストには正解はありませんよ!笑
あれは受ける人によって何万通りもありえますからね。

・定型発達型 アスペルガー

んーと、これは、まさかの積極奇異型、受動型、孤立型につぐ、
第4のアスペルガーの型、ということになるのでしょうか?笑

これはなかなかユニークですね。
定型発達型アスペルガーの人には、一体どんな特性があるんでしょうか。

・アスペ音痴

えーと、アスペだからって音痴ではありません!笑
ちなみに僕は音痴ではありませんが、カラオケは大嫌いです。

・wais ネタバレ

waisのネタバレ頼りはいけませんよ!笑

というか、あれは高得点を取るためのものじゃなくて、得意苦手をきちんと把握するためのものなので、
なるべくwaisについての知識ゼロのままうけましょうね!

きちんとした診断のためには、本当に大切なことです。

さて、今日はどんな検索でこのブログを訪れる人がいるのか。
非常に楽しみです。

ブログを書いてる人は、こんなこともちょっとした楽しみにしながら書き続けると、
モチベーションもあがるかもしれませんよー。

こんにちわ、まことです。

やっぱり父もアスペかもしれません。

以前から父の言動には意味不明なところがたくさんあったのですが、
アスペルガーの特徴と合わせると、全て説明がつくからです。

どんな特徴があるかは、父といえどもある程度のプライバシーがあるので書きませんが、
正直いってなかなか強烈な人だなと感じます笑

僕のアスペは父からの遺伝かと思うと納得がいきます。

正直いって父のこれまでの人生は、わりと波乱万丈でした。
父から直接聞いたわけではありませんが、母からの話だとわりと大変なようです。

今もぶっちゃけ、結構苦労しているほうだと思います。
(そしてその苦労は、家族にも広まっているというのも事実ではあります。
 まぁ家族なんだから、楽しみも苦しみも分け合うのが当然といえば当然かもしれませんが)

父が仮にアスペだとすれば、やっぱりアスペさんが
順風満帆な人生を歩むのはなかなか大変なんだろーな、と。

なんだか他人事のようですが笑
でも他人事だと考えないと、僕も父のように苦労するのかもしれないと考えちゃうのです。

ただ、アスペの僕が言うのもあれですが、父のアスペっぷりは、
僕とは比べ物にならないと感じます笑

確実に定型発達な母も、「まことは普通だけど、お父さんは変わってる」と言いますから。
なので、父よりはわりと「まともな」人生を歩める可能性は高いと予測します。

とはいえども、僕のアスペ的な特性と、父のアスペ的な特性は重なる部分もあれば、
父にはある特性が僕にはなかったり、その逆もあったりと、
なんだかんだ違う面がいくつもあります。

父が子供時代に過ごした環境(つまり僕の祖父母の家庭環境)と、
僕が現在過ごしている環境もだいぶ異なると感じますし、

同じアスペといえども性格や周囲の環境によって特性も変わってくるので、
父はこうだから僕もこう、というふうにまとめて物を言うことには何の意味もありません。

なので、あまり父のことは考えないで、
自分がどう生きていくかを考えているつもりではいます。

ただ、このまま父の人生が好転しない場合のことを考慮すると、
これからどうなっていくんだろうと、やっぱり親ですから心配にはなります。

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