新社会人を目指すアスペルガーのブログ

大学4年の時にアスペルガーと診断され(2014年夏)、今は社会人1年目です。社会で辛い思いをしている発達障害者の方に、「悩んでるのは自分だけじゃないんだ」と安心してもらえるようなブログを目指してます。また、読者の方にも記事を書いてもらえる、という試みを始めました。発達障害をテーマに書きたいことがある方は、その旨と、記事を投稿すると仮定した場合の文章をそのまま、コメント欄で投稿してもらえればと思います。

2014年11月

こんにちわ、まことです。

ADHDの人が片付けられないのはものすごく有名な話ですが、
アスペさんでも片付けない人は多いです。

ここで僕が「片付けない」と言ったのは、
あくまで個人的な感覚ですが、ADHDの人は片付けたくても片付けられないのに対して、
アスペさんにはそもそも「片付けよう」という意識が希薄なんじゃないかと思うからです。

もしかしたらアスペさんにも、
本当に片付けたくても片付けられない人がいるのかもしれません。
しかし僕の場合はそうではないので、そういった視点からは書かないことをご了承ください。

じゃぁなぜ、アスペさんには「片付けよう」という意識が希薄なのか。
それは、「片付けなくてもそんなに困らないから」だと思います。

出したものは出しっぱなし。
普段使うものはそこらへんに放置しっぱなし。

捨てればいいものを、特に捨てようと意識することもない。
分類したほうが分かりやすい、という考えもない。

もしかしたらそれは、他人からすればだらしがないように見えるのかもしれません。
まぁ、僕自身だらしのない人間だということは認めましょう笑

でも僕からすれば、片付けてもどうせすぐに散らかるんだし、
分類しなくても自分で何がどこにあるかくらいある程度分かってるんです。

そもそも社会的な規範に従おうという意識が極端に低いアスペさんには、
「片付けたほうがいい」という概念がそもそも少ない。

いらないプリントの山が床にずっと置いてあろうと、特に気にもしない。
別にその山があるからといって、特段困ることはないからです。

たぶん他人からすれば、「この人の部屋には、どこに何があるか分からない」状態。
でも僕からすれば、「乱雑に見えてても、何がどこにあるかは分かってる」状態。

服をたたんでタンスにしまう意味が分からない。
またすぐに使うものだったら、そこらへんに放置しとけばいいのに。

タンスにしまっておかないと、服が汚くなってしまう? 服はタンスにしまうのが当たり前?
そんなの知りません笑

きれい好きな母親からは、「掃除しなさい」と何千回は言われてきましたが、
なんでそんなに汚れていない部屋に、定期的に掃除機をかける必要があるのか、
正直いまだに全く分かりません。

あ、当然のことながら年末の大掃除なんて、わけが分かりませんよ。
なんで年末になったら、掃除するんですか笑

普段掃除しないようなところの汚れを気にしようとするから、
年末の落ち着いて過ごしたい時期に、いちいちストレスがたまるんじゃないですか笑

まぁ、これ以上書くと長くなるのでそろそろ終わりにしますが、
まとめると、僕にとって片付けは、なんでする必要があるのかよくわからないもの。

そして、社会的に当たり前だからという理屈は、アスペさんには残念ながら通りません笑

片づけはして当たり前と言われても、自分なりの理屈に当てはまらない限り、
片づけをすることの大切さというのは、僕にとっては永遠の謎のままです。

どうして片付けをするんですか。誰か教えてください。

こんにちわ、まことです。

アスペさんにとって、日本は特に生きにくい国だと思います。
なぜなら、日本という国は、少数派が非常に生きにくい国だからです。

例えば性的マイノリティ(ゲイやレズなど)の人って、
日本には実は20人に1人いるという統計が出ているのですが、

実生活で知り合いのうちの20人に1人がそうだという実感はあるでしょうか。
あまりないという人が多いんじゃないでしょうか。

それって実は、本当は性的マイノリティの人でも、
カミングアウトできない人が圧倒的多数だからです。

僕は欧米に1年ほどいたことがありますが、
そこでは当たり前のように「僕はゲイだ」と自分から言う人がいました。

「私たち付き合ってるんだよ」というレズのカップルがいました。

そういう少数派の人たちがいて当たり前。
そういう考えが欧米にはしみ込んでいるので、カミングアウトが思ったよりも身近にあります。
そして、そのカミングアウトを普通に受け入れる度量も、欧米にはあります。

発達障害と性的マイノリティは、種類としては全く異なるでしょう。
しかし、世間でいう少数派ということに変わりはありません。

性的マイノリティが受け入れられにくい日本社会なのに、
アスペルガーという「障害」が受け入れられる日本社会は果たしてくるでしょうか。

どちらも目には決して見えにくい少数派的な価値観。
だからこそ、その人の少数派的な内面は、多数派の人が受け入れようとしない限り、
オープンにされにくいと思います。

日本は元々、同一性が求められる社会ですから、
少しでも「普通」からずれると非難されやすいという特徴があります。

この特徴、どうにかならないと、ほんとにやばいと思います。
これじゃどんどん、日本は「物質的に豊かだけど精神的には、、、」なんてことになります。

自殺率が高いことで有名な日本。
それってやっぱり、日本社会は少数派が生きにくい社会だ、というものが
根底にあるからなんじゃないかと思うんです。

いずれにせよ、アスペさんが抱えている生きづらさと似通ったものを、
日本にいる「少数派」とされる人たちは、抱えているんじゃないかと感じます。

こんにちわ、まことです。

僕は昔から、「顔に似合わず毒舌だね」、「正直すぎる」と言われてきました。

まぁ、注意されるというよりかは、
その場の雰囲気に合わないほどストレートに物を言う(らしい)ので、
おもしろがって「あいつはそういうキャラだ」というふうにいじられるんですけどね笑

いつでもどこでもそんな風に言われるので、
自分がアスペと知るまでは、特に意識せずに「よく言われるな~」と思うくらいでした。

でも、自分がアスペと知ってからは、
「自分は人の気持ちが分かってないんだな」と自覚するようになりました。

今でも「まことは正直だからね」とよく言われます。
どのような言葉を言えば、「正直すぎる」のかがいまだによく分かりません。

なので、やっぱり自分がアスペと分かったところで、
自分がいつ正直すぎる言葉を言うあまり相手を傷つけるのかは、予測不可能なんです。

と、こんなふうに、アスペさんって、基本的には自分が正直すぎる物言いをしている、
という自覚をしていることのほうが少ないように感じます。

あくまで僕の場合にすぎませんが、感覚としては、
言った後に「今の言葉はまずかったかも」と、周囲の反応を見るまでもなく気づくのが2割くらいで、
なぜか分からないけど場の空気が凍ったから、「まずいことを言ったのかも」と思うのが8割くらい。

ちなみに「言ったのかも」と書いているのは、本当に「言った」のかどうかは、
自分では確証がないので、あくまでかもしれない程度にしか自覚できていません。

それにここの割合には、
自分では気づいていないけど、正直すぎる発言を本当はしていた、というものは含まれてません。

なぜなら、自覚しようにもできないからです。

でも、アスペについて色々調べていくうちに、どんな発言が正直すぎる発言になるのか、
知識としてはいくつか蓄えられるようになってきました。

ただ、それも結局は知識にすぎません。
実際の会話ですぐに使えるかどうかは、また別の話です。

とにかく、アスペさんは自分の発言が相手の心を傷つけてる、と分かってないので、
周りにアスペさんがいる場合は、「どの場面の何の発言が適切じゃなかった」のか、
その都度説明してあげることが大切だと思います。

その際、なるべく論理的な説明が必要だと思います。
感覚的にその発言が正直すぎるものとは理解しにくいと思うので。

そのほうが、アスペさんにとっても、その周りの人にとっても、
人間関係はいい方向に働いていくと考えます。

あと、アスペさんは、自分の「正直すぎる特性」を「長所」と捉えてくれる人には、
感謝の心を持っておいたほうがいいと思います。

自分のありのままを受け入れてくれる人は、アスペさんにとって貴重な存在ですから。

こんにちわ、まことです。

発達障害の診断を受けた人の大半は、WAISを受けたことがあると思います。

有名な話では、WAISの言語性IQと動作性IQの差が15以上あれば、
発達障害の可能性が高いとかなんとか言われてるみたいですが。

そんなのどう考えてもおかしいと思います。

まず、僕が調べた限りによれば、言語性IQと動作性IQの差が15以上ある人は、
だいたい5人に1人くらいいるらしいです。
臨床心理士さんが使う本に書いてありました。

ということは、言語性IQと動作性IQの差が15以上あれば発達障害、となれば、
5人に1人は発達障害の可能性が高い、ということになります。

これはどう考えてもありえませんよね笑

ところで、この事実を知るまで僕は、
言語性と動作性の差が15以上あるのは、多くて10人に1人だと思ってました。

実は15以上ある人って、珍しくも何ともないんですよね。
(同じ本によれば、差が25、30となるとだいぶ珍しいということでした。)

あと、これは知っている人もいるかもしれないのですが、
アメリカではすでにWAISⅢではなくWAISⅣが導入されています。

そしてこのWAISⅣでは、言語性IQと動作性IQは廃止されています。
この2つのIQには、何の意味がないということが証明されているからです。

日本版のWAISⅣはまだ導入されていませんが、近い将来導入されるでしょう。
そうなれば、言語性IQと動作性IQでの発達障害の診断はできません。

というか、医学上言語性IQと動作性IQの無意味さが証明されている以上、
現在このIQの差をもって発達障害の可能性があるというのは、無理があるんじゃないでしょうか。

もちろん、WAISの結果がなければ発達障害の診断ができないわけではなく、
むしろWAISというのは補足的な情報にすぎません。

僕の考えでは、WAISは発達障害の診断のために受けるというよりかは、
自分の得意苦手を知るために受ける(発達障害の人は得意苦手の差が著しく大きいので)、
という感じです。

とりあえず、言語性IQと動作性IQの差のみを過度に重要視している病院は、
ちょっと信頼性に欠けるんじゃないか、、、という疑念が大きく浮上してくるというわけです。

こんにちわ、まことです。

アスペさんはその強烈な個性のゆえ、
それが受け入れられれば人気者になることもあります。

それを実証してるドラマがいくつかあります。

•結婚できない男

2006年に放送されたドラマで、
主人公はおそらくアスペルガーだと思われます。

そしてそのアスペキャラが、コミカルに演出されてます。

こちらを読んでもらえると分かります。
詳しく解説されてるので。
こだわりの強さ、ストレートな物言いなど、
ドラマを見れば分かると思いますが、アスペ要素満載のキャラです。

しかしそんな彼も、職場では専門性を活かし活躍。
お客さんとの話し合いも、周囲の人がフォローする形で上手くいきます。

アスペさんでも、職場で認められてるパターンの一つでしょう。

•野ブタ。をプロデュース

2005年に放送された、わりと視聴率の高かったドラマ。
僕は当時中1でしたが、学校が舞台のドラマということもあり、毎週見てました。

高校に転校してきた女の子が、もろにアスペルガー気質の子。

彼女がいじめられてたのを、クラスで人気者の主人公が、
その子を野ブタと名付け、学校の人気者にしよう、という話です。

人間の表裏が非常に上手く描かれており、原作は芥川賞の候補にもなりました。

最終的に野ブタは人気者になるのですが、
野ブタのキャラ自体は、初回と最終回でほとんど変わってないんです。

つまり、アスペキャラのまま、人気者になったということ。

youtubeとか他のサイトでも動画は見れるので、興味のある方はぜひ。

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