新社会人を目指すアスペルガーのブログ

大学4年の時にアスペルガーと診断され(2014年夏)、今は社会人1年目です。社会で辛い思いをしている発達障害者の方に、「悩んでるのは自分だけじゃないんだ」と安心してもらえるようなブログを目指してます。また、読者の方にも記事を書いてもらえる、という試みを始めました。発達障害をテーマに書きたいことがある方は、その旨と、記事を投稿すると仮定した場合の文章をそのまま、コメント欄で投稿してもらえればと思います。

2015年01月

こんにちわ、まことです。

前回の記事
アスペ的就活【グループディスカッション編3】↓
http://rakkansyugi.blog.jp/archives/21476630.html

に引き続き、今日はその4つめの記事です。

今回は、GD(グループディスカッションの略称です)で重要な、
司会者や書記、タイムキーパーなどの役割について、

アスペ的な観点から色々と体験談を書いていこうと思います。

まず結論からですが、僕は上記の役割を3つとも経験したことがありますが、
結局のところ、どれもやりにくかったです。

なので、どの役割も引き受けず、一メンバーとしての貢献を目指すことをお勧めします。

まず【書記】から。
これは簡単です。字が汚いので、向いてませんでした笑

アスペさんは字が汚いことが多いらしいので、メモをほかのメンバーに見せる可能性がある
書記の場合、へんなところで足を引っ張ってしまう可能性があります。

あと、皆の意見をまとめながら、自分も発言するというのは、
同時に複数のことをするのが苦手なアスペさんにとっては、難しいのではないでしょうか。

そもそも聞きながら書く、という作業も困難を覚える人が多いようですから、
(僕の場合は、この作業自体に苦手意識はありませんが)

そういった苦手意識を自覚している人は、書記は避けるべきだと思われます。

次に【タイムキーパー】。

これは、あって無いような役割かもしれません。
別にこの役割を引き受けたところで、何かチームに貢献できることもないような気もします。

なので、無駄な労力をここで使うくらいなら、
タイムキーパーなんて引き受けないほうがいいと思います笑

僕の経験では、タイムキーパーはみんなでやろう、というのが多かったです。

役割を絶対に決めないといけない、というGDも中にはありましたが、
基本的には役割を決めるかどうかも自由、というGDが多かったので、

そういった場合、タイムキーパーは優先度が非常に低い役割なので、
皆が気づいたときに残り時間を促す、というのが自然な流れのようでした。

最後に【司会】ですが...笑

これはなかなかの曲者ですね。

僕は、いつのまにか自分が司会をする流れになっていたことがありましたが、
その時はなぜかテンションが以上なほどおかしく高まっており、

議論の半分以上を、僕がしゃべっているといった状況になっていました笑

もう頭からあふれ出てくる考えが止まらなくて、
なんだか結局、司会なのにその場を支配する人、みたいになってました笑

しかもその時は、なぜか書記まで引き受けてしまい、
司会をしながら書記をするので、自分に都合のいいことしかメモをしておらず笑、

なんのためのGDなんだ、ということになっていました。

でもその時は、「うわー、俺今、すごく上手く場を仕切ってる!」なんて勘違いをしてました。
ただ、数日後冷静になって考えてみると、あの時の自分はおかしかった、と気づきました。

僕はその場によっては、積極奇異型といった、人とかかわることには抵抗がなく、
むしろ不適切な距離感で人とかかわる状態になることが結構あります。

今回がその事例です。
きっと、その場にいたメンバーは、迷惑していたんでしょうねー。。。

こんにちわ、まことです。

前回の記事
「アスペ的就活【グループディスカッション編2】」↓
http://rakkansyugi.blog.jp/archives/21208962.html

に引き続き、今日はグループディスカッション編3です。

GD(一般的にグループディスカッションはこのように略されます)は、
アスペさんにとって大変ですが、前回の記事では通過するためのポイントを書きました。

でもやっぱり、大変なのに変わりはありません。
なので今回の記事では、特に大変だったGDを取り上げて書きます泣

いや、もしかしたら僕の暴走が、GDの他のメンバーを、
もっと大変な状況にしてしまっていたのかもしれませんが笑

さて、そのGDとは、
【議題が難しすぎて、ついていけないのに、場違いな発言をしまくったGD】です。

当時自分の実力なんて全く考えずに、某外資系企業にエントリーしました。
筆記試験は難しかったですが、奇跡的に通過。

会場に向かうと、流石外資。エリートっぽい顔の人がたくさんいます。
そしてさっそく、僕を含めて6人のメンバーとGD開始。

GDが始まるとすぐに分かるのは、仕切りたがり屋は誰なのか、ということ。
今回のメンバーには、一人優秀な仕切りたがり屋Aくんがいました。

なので、GDの中心は、基本的にはAくんということになりました。

Aくんが、議論の時間配分や、議論をどのように行うかなどを決めていきます。
それに何となく、みんなが適宜修正をいれながら、同意していく感じ。

ここで面白かったのは、メンバーにいた外人に、
Aくんがわざわざ気を使って、時々英単語を交えて説明していたこと笑

この外人、たぶん日本語分かってると思うんですけど。。。笑
Aくん、ちょっと知的な面を見せたかったのでしょうか。

そして本格的な議論スタート。
みんな、エリートっぽい、頭のきれる考えを次々と場に出していきます。

その中で僕が出したアイデアは、なかなか採用されません。
なぜかは分かりません。

いろんな意見を言ってはみるのですが、なんとなく不自然に思われている。
特にAくんは、僕を場違いとみなすような目で見ています笑

ですが、後になって考えてみて、何となくその理由が分かってきました。

・話の流れをどことなく否定する形で、自分の考えを述べていたこと。

・そんな空気読めない言動から、メンバーの信頼を失い、
  その後どんな意見を言っても、なかなか耳を傾けてくれなかったこと。

・自分としては事実を述べているだけなのに、非常識な考えだと認識されたこと。

あくまで僕の予想ですが、こんな感じだと思います。

前回の記事でも書きましたが、GDには2種類あります。
1つめは、資料をもとにして行うGD。2つめは、資料なしに自由な発想で行うGD。

今回は、2つめの、資料がないGDに該当するのですが、
実はこれは、アスペさんにとっては不利なGDだと思われます。
(詳細は前回の記事を参照してください)

場にそぐわなくても自分の考えに固執し、常識からずれた意見を持つことが多い
アスペさんは、なかなかこういった、資料なしのGDでは貢献しづらいのです。

もちろん、常識からずれていても、適度なずれならば、斬新だと評価されますが、
アスペさんの場合は、そもそも場に合わない常識のずれですから、高評価は受けにくいです笑

さて、そんなこんなで、GDは終了。

その後、メンバーと会場の外で少し雑談したのですが、
なんとAくん、東大の大学院生、だそうです。素晴らしい。。。

今Aくんが何をしているかは分かりませんが、きっとエリートコースに乗っているのでしょう。

なんか今回の記事、Aくんの話で半分を占めているような笑
とにかく、アスペさんはアスペさんらしく、GDに挑みましょう。

それで落ちても仕方ない。そんな会社、入ったって苦労しますから。

ようは、アスペとしての強みを自覚したうえで、選考に臨むことが大切なのです。
そして場数を踏む。

初めての経験には、アスペさんは非常に弱いですが、
何度も繰り返しているうちに、順応することは可能です。

なので、GDにしても面接にしても、たくさん受けてください。
同じような質問をされたときに、答えられるように練習してください。

次回の記事はまだ迷ってますが、もう一つ別のGDの話をするか、
個別面接の体験談を書こうかと思ってます。

良ければお読みください。

こんにちわ、まことです。

前回の記事
アスペ的就活【グループディスカッション編①】↓
http://rakkansyugi.blog.jp/archives/21183507.html

に引き続き、今日は第2回目で、
具体的に僕が経験したGD(グループディスカッション)について書こうと思います。

まずは、何度も受けた中で唯一通過したGDについて。

あらかじめ与えられた資料を各自読んでから、それについて
議論をして、制限時間内にグループ全体としての結論を出すというものでした。

このGDで僕が通過できた理由。

それはおそらくですが、制限時間終了5分前になっても
なかなか結論が出ないことにあまりにも嫌気がさして笑、

ここぞとばかりにリーダーっぽく、

「このままじゃ時間に間に合わないので、早く決めちゃいましょう。
  Aという案と、Bという案のどちらが良いかということについてですが、
 これ以上議論してもらちがあかないので、もうAにしちゃいませんか」

と、大胆にも提案してみた、という点にあると思ってます。

その結果、それまでずっとAの案にしようかBの案にしようか迷っていたその場が、
一気にAの案を良しとする方向へとまとまっていきました。

このように、GDでは、結論の内容よりも、
制限時間内に結論を出すことが最優先されるそうです。

なので、議論がなかなか進展しないときに、
一歩踏み出した発言をして、議論を進展させることができる人、
というのはわりと大切なのだそうです。

といっても、当時僕がそういったことを意識していたわけではなく、
みんなが遠慮しあって、なかなか結論を出せていない状況で、

「場の空気を読まずに言いたいことを言える」といった僕のアスペの特性が発動して笑、
「このままじゃ時間が足らなくなる」といったことを直球で言っただけのことです。

このように、お互いに遠慮してしまう日本という文化だからこそ、
現状突破するために、アスペ的なストレートな物言いをすることも時には重要なのです。

だから、アスペさんがGDの通過を狙うなら、
ストレートな物言いが必要とされる場面(ストレートに言わなければ議論が進展しない場面)で、

アスペの特性を利用して、普段どおり直球で発言すればいいんじゃないでしょうか。

就活を終えた僕が思うのは、
GDでは直球的な発言をしていい場面としてはならない場面があるということです。

直球的な発言が求められる場面は、
先に述べたように、そうでもしなければ、議論が平行線のままで結論がでない状態。

一方で、直球的な発言がマイナスになる場面は、
ある程度議論がまとまりつつあるなかで、自分の意見に固執してしまったり、

ふと思い立った意見を、場の流れに関係なくストレートに言っちゃう場合だと思います。

とはいうものの、僕自身こうやって文章で書けば、
何が正しくて何が正しくないかくらいの判断をすることはできるのですが、

実際のGDでは、場の雰囲気を乱してしまうこともよくあったような気がしたし、
それでもやっぱり、そうでもしなければまったく発言しないままになってしまうので、

結局は普段通りの振る舞いをして、選考に通らないということが多かったです。

だから、むしろアスペさんにとっては、GDでの議論がうまくいってない時がチャンスです。
むしろ議論がうまくいってるときは、そっと見守っていたほうがいいかもしれません笑

でも、ここぞというときにだけ、ストレートに発言してみる。
そうしたら、議論に少なからず良い影響を与えられることは間違いありません。

あと、補足ですが、今回のように資料が用意されているGDだと、
個人の考えよりも、資料の分析をもとにして結論を出すことが求められているので、

基本的にどんな場面でも少数派的な考えを持つことが多いアスペさんにとって、

たとえば「理想のリーダー像とは?」とか、そういった、
個々人の考えに深く影響されてしまうテーマのGDよりも、

「資料をもとにすれば、何がベストな案か?」みたいな、
個々人の考えは影響しないテーマのGDのほうが、

普通の人と価値観が違いすぎるというアスペの特性が、
いい意味で隠れてくれるので、わりと問題なく通過できる可能性が高まるかもしれません。

次回の記事では、
僕がアスペらしさを悪い意味で存分に発揮し笑、
見事に選考で落とされた、数々のGDの概要を書こうと思います。

こんにちわ、まことです。

先日、ある読者の方から、
「就活の記事は共感できることも多くて、興味深いです」
とのメッセージをいただきました。

確かに、1993年から2005年は就職氷河期と呼ばれていて、
この時期に就活を行った人たち(主に30代の人たち)や、

ここ最近就活を行った、もしくはこれから行う予定の20代の人たちにとっては、
発達障害の特性ゆえに就活で苦労したケースも多いと思います。

そう考えると、バブル世代の人っていいなーなんて思います。
あの頃は、企業が学生を取り合って、海外旅行で学生を釣っていたとか笑

それはさておき、これから就活を行う発達障害の学生もいると思うので、
後輩たち笑 の参考になれるように、

アスペ当事者の僕の就活体験談をちょくちょく書いていこうと思います。

今回は、グループディスカッション編です。
就活生の間では、GDと略されることが多いので、このブログでもGDと書きます。

GDがいつ頃から選考として導入されたのかは分かりませんが、
面接とは違って、比較的新しい形の選考形式ではないでしょうか。

基本的に、GDは面接前の初期の段階で行われる選考であることが多く、
「集団の中での学生の能力を見ること」が目的であるそうです。

そして、初期の選考であることから、
「面接する価値のない学生をとりあえずはじきとばす」という意味もあるそうです。

ここで大事なのは、

・面接とは違って、集団の中でのコミュニケーション力が試されていること
・アスペさんにとって、GDはなかなかの脅威であること笑

の2つでしょうか。

一対一の会話ならある程度できる、というアスペさんは多いかもしれません。

まぁこの「できる」という表現も、定型発達さんからすれば「できる」という範囲に
入っているのかはなんともいえませんが笑

しかし、GDでは一対一の会話はまったく行われません。
ぶっちゃけ、自分が全く発言しなくても、GDは成り立ちます。他の学生が発言するからです。

なので、まず発言しなければ、絶対に通過できないと考えられるでしょう。
そこで、どのような発言を、どの程度するのか、というのが大切になってきます。

発言しすぎてもいけないし、聞いてばかりでもダメなのです。
この調節が、アスペさんにとっては難しいのではないでしょうか。

あと、日本企業はおそらく空気を読める人材をほしがってると思うので、
場にあわない発言をする学生は、おそらくはじかれてしまいます。

これもアスペさんには高いハードルですね。
会話の流れについていけなくても、発言しないといけないんですから。

僕自身、このGDには悩まされました。
通過して当たり前で、よほど変な言動(貧乏ゆすりとか)をしない限りは
問題ないといわれている某銀行のGDでさえも、なんと落ちてしまいました笑

ただ、某銀行に内定した友人が落ちた某大手メーカーのGDを、
なぜか僕は通過していたので、やっぱり企業との相性もあるのかもしれません。

ちなみにGDは何度か受けましたが、
後にも先にも、通過したのはこの某大手メーカーのGDだけです笑

ちなみにこの某大手メーカーとは相性が良かったのか、
その後も2回続けて面接を通過しました(3回目の面接で落ちましたが)。

しかし、相性がよかったのは、この某大手メーカーと、唯一内定を得た別の会社の、
ほんとうに2つだけだったんだなと今は思います。

結局僕はその後、80の会社にエントリーし、60の会社の面接を受けましたが、
内定を得たのは1社で、それ以外の面接の通過率はだいたい10%くらいだったからです。

次回の記事では、具体的にどんなテーマについて議論するGDがあって、
どういう風にしたら通過したとか、GDで落ちた理由などを、

アスペ的な視点でいろいろと書こうと思います。

こんにちわ、まことです。

自分が空気読めてないということをはっきり認識したのは、大学3年の夏(遅い笑)

就活を控えていた僕は、5日間のインターンシップに参加しました。
5日間ともなれば、できることも限られてます。
就労体験というよりかは、グループワークを通して業界理解を深めるという感じでした。

そう、グループワーク笑

当時僕は、アスペルガーなんてものがこの世に存在するなんてこれっぽっちも知りません。
自分が空気読めてないことも、ほとんど自覚してません。

初めて会った人たちと共同して、最終日に向けて
新しいビジネス案を考えて、それをプレゼンするという作業。

それはそれは大変でしたよ。
正直いって、気の合う子は同じグループに1人しかおらず、
それ以外の子は、なんというか、、、とりあえず、大変でした。

で、グループワーク中に思っていたのが、
「なんか僕が発言すると、空気が凍るな。。。どうしてだろう」
ということです。

そしてそれはどうやら正しいことが判明しました。

インターンシップの最終日。
グループのメンバーひとりひとりが、それぞれの良いところと悪いところを発表して、
今後の就職活動に生かそうという時間が設けられました。

各々、お互いのために、遠慮のない言葉が飛び交います。
当然です。ここで本音を言い合わなければ、得るものはありませんから。
(決して喧嘩するとかじゃないですよ笑 あくまでフィードバックです)

その時、満場一致で、

「まことくんは、もうちょっと話の流れに合わせて発言してほしい」
「まことくんが何か言うと、急に場が静かになることが多いよね笑」

というフィードバックが返ってきました。

僕としては、初めて出会う人たちということを考慮して、
グループに少しでも貢献するために、これ以上にないくらい空気を読んで、
話の流れもそれなりに読んで発言していたつもりでした。

このころからです。
自分と周りがズレているんだろうなと、「本気で」自覚するようになったのは。

初めて他人に真正面から指摘されて、やっと自覚できたのです。

でも、こんなフィードバックをもらったような人間でも、
就職活動中のグループディスカッション選考は、通過したことがあります。

とはいえ、7回くらい受けて1回しか通りませんでしたが笑

また今度、グループディスカッション選考についての記事も書いてみようかと思います。
現大学3年生の人も、そろそろ就活を意識するころでしょうし。

といっても、失敗経験談ばかりになりますが笑
その中から、何か学んでいただければ、と思います。

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