新社会人を目指すアスペルガーのブログ

大学4年の時にアスペルガー(今でいう自閉症スペクトラム)と診断され、今は社会人8年目です。社会で辛い思いをしている発達障がいの方に、「悩んでるのは自分だけじゃないんだ」と安心してもらえるようなブログを目指して始めました。先日社会福祉士国家試験に合格し、発達障がいのある方も対象にした就労支援に携わることになりました。

2015年11月

こんにちわ、まことです。

興味深い質問を読者さんからいただいたので、
そのコメントを記事にしたいと思います。

まずは読者さんのコメントを抜粋。

「まことさん自身は、会話をする能力と
文章を読んだり書いたりする能力に差があると思っていますか?

私自身は差があると思っていますし、実際、聞いたり話したりすることがきついです。
今回のブログや最近のブログ内容を見ていると

まことさん自身が面倒くさがりとか上司との価値観の違い等よりも
能力差によるところが大きいように思えました」

というものです。

一般的に、アスペさんは聞く話すが苦手と言われてますよね。
そのかわり、書いて伝えることはできたり、目で見て読む情報ならわかったり。

僕も、その一般例に含まれるなと思ってます。
ただ、後に書きますが、聞くに関しては一般例ではない気もします。

まず会話ですが、会話は相手によりますかね。
上辺の会話が苦手なので、そういった会話が必要な人とはあまり話せません。
でも、本音で話していい人とかなら、わりと普通に話せます(ただし1対1のみ)。

文章を読んだり書いたりするのは得意なほうだと思います。
文章に特徴があるとか、なんだか引き込まれるとか、そういうのは言われたことがあります。

お世辞かもしれませんけどね笑
あと、国語とか英語とかの文章読解とかも学生時代は得意でしたね。

聞くのは得意か苦手か。難しいところですね。

別記事で書いていますが、
僕はWAISで作動記憶(聞いて覚える能力)のIQが145だったので、
聞いて覚える力は人よりも長けているんだと思います。

でも、知り合いのカウンセラーさんに言われたのですが、
作動記憶がここまで高すぎると、聞いた情報を覚えすぎてしまって、

それにばかり囚われてしまうので、言われたことに左右されすぎて
コミュニケーションに影響が出たり、行動に違和感が出てしまうらしいです。

まぁ簡単に言えば、あの時こう言いましたよね?と僕が相手に言っても、
その相手は、もうすでにそんなことを言ったことを忘れている、みたいなのが、
生活に支障がでるくらい日常茶飯事、ということなのかもしれません。

そういう意味で、僕の場合、聞くのが得意すぎて弊害が出る、というところでしょうか。

皆さんはどうでしょうか?
やっぱり読み書きのほうが得意なんでしょうか?

定型発達さんの方でも、どちらかのほうが極端に得意、あるいは苦手と思う方はいますか?

こんにちは、まことです。

最近ストレスで食べまくってしまいます。
特に休日になると、積もってきたものを発散する意味で、
暇さえあれば食べてしまいます。

元々体重は標準レベルですが、不健康にならないか心配です。
というくらいのどうでもいい記事しか書けません...

わりとこの2週間、仕事でトラブル続きで、その処理に追われてました。
まだ解決したわけじゃないので、油断ができません。

あと、最近人と話すのがますます面倒臭くなってきました。
なので、簡単な報告もメールですましてしまいます。

いちいち電話をしたり、口頭で伝えたり、場所を移動して伝えるのも、
面倒臭くてやってられません。

僕みたいな若い人の価値観だと、連絡はLINEやメール、が
当たり前なので、わざわざ面と向かって話すことの大切さを、
一回り上の世代の人よりかはわかってないのだと思います。

正直、僕はメールでいいんじゃないかと思いますが、
どうやら口頭のほうが好まれることと、
口頭でなくてもよいことのどちらかに分かれるようです。

難しいですね。

こんにちわ、まことです。

本当の自分をさらけ出そうと思います。

・実は他人のことを心の中で見下している
・話せないんじゃなくて、話すのが面倒なだけ

・実は他人のことを利用している、気がする
・自分が一番大事

・なんだかんだ、自分が一番正しいと思っている
・自分のことを変える気持ちはさらさらありません

本当にアスペルガーなんでしょうか。
ただの、自分大好き(大嫌い)人間、自分中心人間、口だけ人間な気がしてきました。

アスペボーダーの人(僕だけかもしれませんが)って、実は性格的に、
自分のどこがねじ曲がっているのかわかっていて、

だけど変えれないんじゃなくて、変えたくないから、
周りに甘えている、というところもあるのかなーという気がしてきました。

僕の場合、自分で何かをしなくても、運よく
周りに助けられてきたことが多かったので、余計に。

アスぺの皆さん。
自分のことが、とてつもなく悪い人間みたいに思えてくることはありませんか?

特性うんぬんというよりかは、
その特性の裏にある、実は自分が一番正しいと、信じているところとかです。

こんにちわ、まことです。

この度、ブログの総訪問者数が60000人を突破しました。
ありがとうございます。

ブログを始めて1年と3ヶ月が経ちました。
ブログを辞めるといった時期もありましたが、続いてますね。

これまでに頂いたコメント数は200を超えます。
最近は、色々な方からコメントを頂くことが多く、
改めて発達障害というものの認知度が高まっていること、
そして発達障害により何らかの悩みを抱えている人が多いと感じます。

当事者にしか分からないことはたくさんあります。
それを発信するのが僕の役割であり、

それを読んでくださった定型発達の方が少しでも理解をしてもらい、
実生活においてお互いの理解が深まれば、と思います。

なので、コメント欄には当事者さんだけではなく、
定型発達さんにも書きこんでもらって、相互理解につながればと感じます。

僕は、発達障害というのはこの世に必要不可欠なものであり、
大きな存在だと思ってるので、
それが上手く活かされる世の中になればいいと思ってます。

そういった思いが押しつぶされるようなことも最近は多いですが...

こんにちわ、まことです。

アスペルガーの空気読めない発言が、ある意味正直さならば、
一部の定型発達の相手を思うという建前の発言は、おせっかいでしょう。

おせっかいは、相手の気持ちを考えているようで、
むしろ自己満足、かつ相手にとっては負担だと僕は思います。

なので、僕は必要以上に人とは関わりませんし、
余計なお世話だろうと思って、おせっかいはしません。
まあ、しようと思ってもできないものではありますが...

アスペルガーの相手の気持ちが読めないというのと、
一部の定型発達がするおせっかいの、相手の気持ちを読めないというのは、
次元がまるで違う話です。

前者は無意識ですが、後者は意識的に、
相手のためだと信じて疑いません。

どちらも相手に多少の負担をかけているのに間違いはないですが、
アスペのそれは、ある種の違和感として処理できますが、
おせっかいのそれは、しつこい上に、必要以上に干渉してきます。

自分のテリトリーを守りたいアスペさんにとっては、
実にありがた迷惑な話です。

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