こんにちわ、まことです。

定型発達のsamさんから、記事投稿の依頼が出ました。
samさんありがとうございます。

定型発達側から、発達障害の方へのアドバイスということで、
なかなか得にくい情報だと思うので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

以下、原文です。

タイトル:就職、転職の際に気をつけること

samと言います。定型の社会人です。
ASと思われる年上後輩の指導に悩み、ここを見つけました。

あの時は私も後輩もドツボにはまってしまい、最悪な状況になってしまいました。
そうならない様に参考にして頂ければ幸いです。

ただし目的は平和な社会人生活を送るためのもので
出世などとは無縁のアドバイスです。

ちなみにアスペルガーをカミングアウトしない人を対象にしています。
現在の日本でカミングアウトするのはかなりリスキーだと私は思います。

1. 大きな苦手があるなら先に言ってしまう。ただし1,2個まで

大きな苦手があるなら先に言ってしまいましょう。
配慮して貰える、というのが理由ですが実はもっと大きな意味があります。

それは「私はきちんと自分の苦手を分かっていますよ」というアピールです。
「この人は自分の苦手が分かっている」という事だけで相手は安心感を得ます。

2. 分からなければ質問する

1. と関係します。苦手である、という事を伝えたら
その分野の仕事については質問が多くても定型はわずらわしさを感じません。

一度「苦手です」と言われているのですから、
そして質問をすれば「成長する気があるんだな」と思って貰えます。

これは新卒中途に限らず一番大事なことです。
分からずに適当にやってしまうと「こいつは自分の苦手が分かってない上に勝手に仕事を進める。
とてもじゃないが仕事を任せられない」と思われます。

苦手だと宣言したことについて質問しないのはもっと悪く
「コイツは苦手だと分かっても質問してこないのか、
仕事を舐めてる上に伸びる素養が無いな」と思われます。

3. 雑談でも油断せずメモる

先輩は入ったばかりのあなたを気遣い、雑談も交えるでしょう。
定型にとってくだらない話は仲良くなるためのツールです。

ASの方は特に緊張してコミュニケーションが苦手に見えるので
他の人よりも雑談される率は高いかもしれません。

ただしそれでも仕事中、雑談とはいえ仕事に関係している事をしゃべっています。
雑談ですから冗談めかしたりもしますが、
基本的にあなたに伝えるべき仕事の内容をしゃべっているはずです。

私は年上後輩に引継ぎするテーマを雑談がてら伝えていましたが、
彼はその際メモを取ったり取らなかったりでした。

まぁ大した情報量じゃないし覚えているものと私は認識していました。
そして、雑談でしゃべったことに関する実験をさぁ始めようか!
という段階になって彼は「え?そんな実験聞いてませんけど」といいました。

2ヶ月かけて教えていたことはパー、
彼の取ったメモも情報が断片的で実質何も覚えてないに等しい状況でした。

彼が何を判断基準にして「これはメモを取るべきこと、これは取らなくて良いこと」
と判断したのかは分かりませんが、これにはかなり脱力しました。

メモする必要の無い事をメモするのはOKです。
むしろかわいい後輩と思われます。

(原文はここまで)

上記の続きは、また後日掲載します。