こんにちわ、まことです。

定型発達のsamさんから、記事投稿の依頼が出ました。
samさんありがとうございます。

定型発達側から、発達障害の方へのアドバイスということで、
なかなか得にくい情報だと思うので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

前回の続きとなるので、
最初から読みたい方は、ひとつ前の記事から読んでみてください。

以下、原文です。

タイトル:就職、転職の際に気をつけること

4. 何か怒らせたら謝る、理由が分からなければ聞く(怖くても)

そうはいっても相手を怒らせることはあるでしょう。
定型でもたくさんあります。

謝るのは当然ですが、怒られている理由が分からないという事も多々あると思います。
怒られている時は相手が大声になり、ASの方は余計にパニックになると思いますが、
理由が分からなければ必ず聞きましょう。

理由も分からず謝っている人は
反省表現の強弱がおかしいためすぐに分かります。

そこで「何で怒られているか分かってる?」
という質問に答えられなかった場合、最悪です。

「反省してない、俺のことを舐めている、適当にこの場をやりすごそうと思っている」
と思われてしまいます。こうなってしまうともう弁解しても無駄です。

その後は怒られ続けて相手の怒りが収まるのを待つことしか出来ません。
大声を出されると萎縮するので声を小さめにしてくれ、
などの提案も怒りをヒートアップさせます。

理由を聞くと人によっては「自分で考えろ!」などといわれると思いますが、そうしたら
一旦時間を置いて「こういうことでしょうか?」と聞きましょう。

何度か怒られるでしょうが、最後は必ず教えて貰えます。

何でわざわざ怒られに行くのかと思うでしょうが、
ここで怒られたことを繰り返したらもっと怒られ、呆れられ、最後はクビになります。

成長しないってことですから。

5. 一人の人にだけ質問するのは避ける

恐らく職場に一人は優しい人が居て、
その人についつい相談しがちになってしまうと思います。

ただし一人の人にだけ質問するのは避けたほうが良いです。
それは「カサンドラ症候群」を引き起こしかねません。
ASの人はどうしても表情や会話、感性などで定型とずれます。

その一つ一つのずれは定型に少しずつ少しずつストレスを与えます。
そうしていくうちに「自分は普通だと思っていたのに何故彼とだけはコミュニケーションがとれないんだ?
おかしくなったのか?」という感覚を定型が持ち出し、精神的に不安定になってきます。

不安定になってくると、ASの些細なミスにも寛容になれなくなり、
あなたがこれまでやっても許されたミスでも許されなくなります。
これが年上後輩と私の陥った状態です。

彼は彼で「今まで許されたことが何故許されないのか?」と混乱したでしょう。
私はもう精神的に限界でしたので自分を分析することすら出来ませんでした。

何かご質問あればコメントに書いてください。お答えします。
上記コメントを見て、ASを個性だと見れないのか?
差別的だ、と思われる方も居ると思いますが、定型もある程度パターンで生きております。

これまで100人の人に通用していたやり方が
急に101人目で通じなくなると若干パニックになってしまうのは定型も人間である以上、
仕方の無い事だと理解して貰えればありがたいです。

(原文はここまで)

当事者の僕にとっては何かと耳が痛い話ではありましたが、
確かにその通りだろうという思いを持ちました。

自分に当てはまることも多かったです。

他の当事者さんにとっても、当てはまるところが多かったと思います。
難しいですね。でも、どうにかしないといけない壁なんだとは思います。