新社会人を目指すアスペルガーのブログ

大学4年の時にアスペルガー(今でいう自閉症スペクトラム)と診断され、今は社会人8年目です。社会で辛い思いをしている発達障がいの方に、「悩んでるのは自分だけじゃないんだ」と安心してもらえるようなブログを目指して始めました。先日社会福祉士国家試験に合格し、発達障がいのある方も対象にした就労支援に携わることになりました。

カテゴリ: 学生時代の勉強方法

こんにちわ、まことです。

久しぶりの更新になってしまいました。

仕事は、得意なことを活かして何とかなってますが
それでも苦手なことが多すぎて自己否定の日々です。

たとえていうなら
100点満点のテストを見た親は
「すごいね」となりますが
その後に0点のテストを見せたら
親が絶句して、途端に避けてくる、みたいな感じです。

さて、高校時代の勉強ですが
中学時代と同様、丸暗記手法は変わりませんでしたが
大学入試になるとそれだけでは難しくなってきました。

例えば和訳の問題がでてきたとして
これまでは教科書の丸暗記でできてましたが
初めて見る文章だと、考えないといけないので大変でした。

例えば図形の問題がでてきたとして
これまでは解き方の丸暗記でできてましたが
パターンが違うと、思い出すだけではできないので大変でした。

なので、
丸暗記したことを応用する、
という手法にならざるを得ませんでした。

例えば、英単語帳なら単語の和訳全てはもちろん、
例文も全て丸暗記しました。

その結果、例文と似た文章が出てくる時が増えて
特に意識せずとも読めるようになりました。

あと、これは賛否両論でしょうが
某模試の国語の出題傾向を分析して
この模試は間違いの選択肢はこんな風に作る、というのをまとめました。

その結果、文章の理解度は変わらずとも、
間違いの選択肢パターンがわかったので
国語の偏差値が上がったことがあります。

模試作成者の思考パターンも、ちょろいな、なんて思いました。

これを過去問にも応用できたら
入試にも役立ったんだと思いますが
当時はそういったところまでは発想できませんでした。

アスペルガーの人は、物事の中に法則性を見抜くのが得意だと思います。 
だから理性的すぎる、なんて言われるんでしょう。
なので、高校生なら、丸暗記+法則作り、で乗り切ればいいと思います。

これを理系科目にも応用すればよかったのですが
数学は結局、僕は解く流れを丸暗記、までしかできませんでした。
なので考えて解く系はダメダメでした。

法則を作れば、もっと難しい問題にも
対応できたのかもしれないな、と今は感じます。  

こんにちわ、まことです。

あくまで個人的な考えですが。
アスペルガーの方はパターン学習、丸暗記で
勉強を乗り越えてきた方が多いのではないかと思います。

高校になるとそれだけでは対応しにくいので
壁にぶちあたるかもしれませんが
中学まではそれで何とかなった人も多いのではないでしょうか。

例えば僕の場合。

英語は教科書の本文、単語を全て覚えました。
つまり、和訳も英訳も両方できるようにするということです。
問題集は全ての問題を解けるようになるまで繰り返しました。

あまり文法の説明(関係代名詞が何たら、目的語が何たら、など)
といったものは読みませんでしたが
とにかくひたすら英文そのものに触れた結果得意になりました。

数学も同様で
解き方をひたすら問題演習を繰り返して覚えました。

なので一回目に解いたときは分からない問題ばかりです。
二回目以降は繰り返して解いて覚えるので
分からない問題が減ってくるのです。

言い換えれば、初見の問題でパターンに当てはめにくい問題は
対応できないことが多かったです。

国語も学校のノートを丸暗記しました。
ノートに書いてる内容が教科書のどこに書いてるのかを覚え
教科書の重要な表現も覚えました。

社会なんて丸暗記の宝庫です。教科書の太字はもちろん
細字の用語や欄外の用語まで全部覚えます。
ようはどこまで妥協せずに覚えたかどうかなのです。

しかし、覚えただけでは問題は解けません。
覚えた知識を活かして、学校でもらう問題プリントを繰り返し解き
覚えたものを思い出す練習をしました。

理科は暗記系はできましたが、それ以外は苦手でした。
ですが平均点も他科目より低いことが多かったので、おそらく
テスト自体が難しめだったのだと思います。 

そんな感じで
中学時代は
英語95
数学90
国語90
理科85
社会95
くらいだったように思います。

一度だけ運よく全科目95以上をとったことがあり
その時は学年3位でした。
英語だけなら学年1位も何度かあります。

●分からない問題に印をつけて解けるようになるまで繰り返す
●覚えるものは妥協せずにひたすら覚える

それだけである程度は対応可能だと思います。
数字にこだわりがあるアスペルガーのタイプなら
テストの点数や順位にこだわりを持てるようになれば
いいんだろうとは思います。

こんにちわ、まことです。

以前の記事で
発達障害の人は勉強をして
テストでいい点をとって自己肯定感を高めていること。

その結果、発達障害には高学歴の方が多い
傾向にある、ということを書きました。

発達障害の方がこれ以上苦しまないためには
どうすればいいのか。自分にできることはないのか。

考えた結果、しばらくこのブログ記事のテーマは
僕がどうやって学生時代勉強をしていい成績を
とってきたのか、についてにしようと思いました。

自分でいい成績、というのもおこがましいですが
小学時代は大半のテストで100点、悪くても90点以上でした。

中学時代は5科目のテストで平均90点以上は当たり前、
得意科目は90点後半が当たり前、といった感じでした。

高校時代は
なかなかうまくいかない時もあったのですが
最終的に大学受験のセンター試験では5教科7科目で平均8割とれました。 

大学時代は
特に言語系の科目が得意だったので
英語ではTOEICというテストで900点以上とることもできました。

この記事はコメントしていただく方を見る限り
社会人の方も多いと思うのですが、おそらく学生の方も一定数
見ているものと推測されます。

なので、もしオススメの勉強法等あれば
コメントでぜひ共有ください!

コメントで足りない、とあれば、記事にすることもできるので
記事にしたいという希望を明記してメッセージをください!

特に発達障害の方の場合、その特性ゆえに
勉強で苦労をする、ということもあると思います。
そういった時の対策もあればより良いと感じます。

こんにちわ、まことです。

お久しぶりです。
2か月ぶりくらいですね。

ところで僕は学生時代ガリ勉でした。
勉強が楽しかったんですよね。

もっと勉強のことについて友達と話したいのに
勉強いやだーテストいやだーとかいう
クラスメイトの話をきくと

みんながいやだーと思っていることを
好きだと思っている自分はおかしいんだろうか
とか考えてました。

どうしてここまで勉強が好きだったのか。
それは自己肯定感を勉強では得られたからだと思います。

勉強すればするほどいい点がとれる。
順位が上がる。

それがとても楽しくて仕方ありませんでした。
というより、それ以外に自分が得意なことがなかったんです。

だから、勉強をすることで
何とか自分の存在意義を保っていました。

勉強すればするほど周囲からは距離を置かれる感じはありましたが
それ以外に自分があるべき姿がよくわからなかったんです。

自分の世界に閉じこもっているというか。
それが心地よかった。

もっと閉じこもっていたいけど明日は月曜日。
んー。なかなか社会は厳しいですね。 

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