新社会人を目指すアスペルガーのブログ

大学4年の時にアスペルガーと診断され(2014年夏)、今は社会人3年目(2017年)です。社会で辛い思いをしている発達障害者の方に、「悩んでるのは自分だけじゃないんだ」と安心してもらえるようなブログを目指してます。また、読者の方にも記事を書いてもらえる、という試みを始めました。発達障害をテーマに書きたいことがある方は、その旨と、記事を投稿すると仮定した場合の文章をそのまま、コメント欄で投稿してもらえればと思います。

カテゴリ:アスペルガーの特性 > 言外の意味が分からない

こんにちわ、まことです。

大学の授業で、何かアスペの特性のせいで困ったことがないかどうか。
思い出してみると、ありました。
今では笑い話ですが、当時の気分はイライラでした笑

さて、現在大学生の方や、大学を卒業済みの方はわかると思いますが、
たいていの大学では、英語を第一外国語として学習し、

その他の外国語(中国語など)を第二外国語として学習します。

僕の大学も同じような感じで、僕はフランス語を第二外国語として勉強していました。

一年の時は自分で言うのもなんですが成績優秀で、
フランス語のテストではいつも90点以上でした。

安心しきったまま二年生になると、今度は新しい、日本語ペラペラの
フランス人の先生が授業の担当になりました。

するとその先生は、

「この授業は出席必須じゃないし、テストもありません。
 なので来なくても大丈夫です」

なんていう、ものすごい優しい、まるで天使のような言葉を発してくれたんですね。

それを丸々信じちゃった僕は、
「フランス語めんどくせー。休めるやったー!」みたいに喜んで、
次の週から授業をずっとサボってたんです。

それから2か月後のことでした。なんと先生から呼び出しが。。。

行ってみると、
「あなたは全然授業に来ないので、特別にテストを受けてもらいます」
と言われたんです。

僕としては、「はー!?」みたいな感じでした。

え、先生、来なくてもいいって言ってましたよね?
来なくてもいいって言ってましたよね?

「でも、ほかの皆さんは来てましたよ。あなただけです。ずっと休んでいたのは」

なんとなんと。
どうやら、僕以外の子たちは、ちゃっかり授業に出ていたようなのです。

あとで話を聞くと、その先生の言葉を信じて授業を休んでいた子もいましたが、
さすがにこれはおかしいと感じて、途中から出席するようになったそうです。

騙された。。。

というか、あの先生の言葉はもしかして冗談だったのか?

それをバカ正直に信じ続けてたのは僕だけだったのか。。。

とりあえず、圧倒的な少数派である僕に反論の余地はなく、
先生の言うとおりに、特別に試験を受けることになりました。

ただ、最初に書いたように、僕のフランス語の成績はクラスでもトップでした。
なので、特別試験もそれほど問題なくパスできました笑
(残念ながら、毎回90点以上だったのに、その学期だけ80点台でしたが泣)

とまぁ、こんなまるでネタみたいな話です。

でもこれって今思えば、だいぶひどい話じゃないですか?
先生の言うとおりに僕は従っただけなんですけど。。。笑

とりあえず、大学生のアスペさんたち。
先生の「授業来なくていいよ」「テスト受けなくていいよ」とか、そういう言葉は、
信じないほうがいいですよ! あとで痛い目をみます。

幸いにも僕は一年時の勉強のおかげで、特に問題はなかったですが、
騙されたような気がして、決して良い気持ちではありませんでした。

こんにちわ、まことです。

アスペさんは、物事をストレートに言いすぎるあまり、
相手の気持ちを傷つけてしまったり、「正直すぎる」といった印象をもたれることがよくあります。

僕は自分がアスペだと自覚して以来、
なるべくストレートに言いすぎないように気をつけようとしました。

でも、やっぱり無理なんです。
一度「このような言い方は定型発達者にとっては失礼にあたる」ということを学んでも、
その後もまた同じような言い方をしてしまうのです。

言った瞬間、「あ、この言い方はダメなのに」と気付きます。

例えば「なんで来たんですか?」という言葉には、
「そこに来た理由」を尋ねるだけではなく、「あなたにはあまり来てほしくなかった」という意味が
こめられていることを、僕は先月学びました。

その時の記事はこちらです↓
http://rakkansyugi.blog.jp/archives/11972849.html

学んだのに、結局今日も「なんで来たんですか?」とバイト先で言ってしまいました。
その人はあまり気にしてなかったように見えましたが、
「あー、また言ってしまった」と思いました。

このように、「こういう言い方は適切じゃない」ということを学んでも、
繰り返して同じような言い方をしてしまうのには、ある理由があると思います。

それは、「この言い方が適切ではない」ということは知っていても、
気持ちの面では理解できていないということです。

元々の脳の性質上、こういう言い方は失礼にあたると自然に理解しにくいので、
いくらそういう言い方がダメだと分かっても、なかなか本当の意味で理解ではできないんです。

たぶん、定型発達さんの人は、感覚で「こんな言い方はダメだな」と分かるところを、
アスペさんは理論的じゃないと分からないので、

とっさの判断が求められる現実の会話では、
もしもその言い方が適切ではない、ということを誰かに教えられたとしても、
瞬時にそれを使わない、という判断を自然にすることは難しいんだと思います。

んー、どうすればいいんでしょうね。

そもそも、アスペさんが定型発達さんに合わせた言い方をするべきだ、
だなんて誰が決めたわけでもないんですよ。

だから、僕自身もできれば無理やり自分を押し殺すようなことはしたくありません。
でも、自分にとっては自然なやり方で、他人を傷つけることもしたくありません。

正直にいえば、他人よりも自分が大切ですが、
自分を貫くということには犠牲が伴うということを考えると、なんだか複雑です。

こんにちわ、まことです。

アスペルガーの人は、言葉の裏を読むのが苦手です。

なのでこの前テレビを見ていた時に、
「え、その言葉にはそんな裏の意味があるのか!?」
と思ったことがあるので、紹介したいと思います。

その言葉とは、「頑張ってるな~」です。

そのテレビ番組の流れとして、
Aさん(先輩)とBさん(後輩)の2人が話しているという感じでした。

簡単に会話の一部を抜粋というか説明すると、

Aさん「正直、Bは私のことどう思ってるの?」
Bさん「そうですねー。正直、Aさんが大物芸能人といるときは、「頑張ってるな~」って思います」
会場 爆笑
Aさん「そんなことないよ!いつも自然体だから!無理してないから!」

こんな感じです(この文章で伝わるかどうか不安ですが。。。笑)

BさんがAさんに対して、「頑張ってるな~」と褒めているのに、
Aさんはそれに対して「ありがとう」と言わずに、拒否しているんです。

僕はその時のテレビの流れが理解できず、必死になって頭の中で考えました。

で、何とか分かったことは、
「Aさん頑張ってるな~」=「Aさん無理して頑張ってるな~(大物芸能人に媚を売っているな~)」
というふうになっていたのでないか、ということです。

「頑張ってるな~」というのは、必ずしも相手の頑張りを褒めているのではなく、
相手が無理して頑張っているのを、バカにしている?のではないかと推測しました。

定型発達の人の考え方は、こういうことなんでしょうか?

僕の頭で必死に論理的に考えて出た答えなので、
本当にこの解釈で正しいのか分からないのですが、

もしこれが正しいのであれば、僕自身が「頑張ってるね~」と言われたときに、
そのまま正直に「褒められた!」と喜んでいたのかな~と思うと、

これはどう考えても得な考え方だなーと気付いてしまったのです笑

言葉の裏が読めないと、人間関係に支障をきたしてしまうこともありますが、
自分自身の解釈次第では、逆にメリットが生まれることもある、と思った出来事でした。

こんにちわ、まことです。

今日は久しぶりにおじいちゃんが家にやってきました。
外に出かけていた母と、一緒に家に帰ってきたのです。
僕はおじいちゃんが家にくることなど、全くもって知りませんでした。

その時の一こまです。

おじいちゃん「まこと、久しぶりだなあ」
僕「え、おじいちゃん、なんでいるの?」
母「まこと、その聞き方...笑」
僕(聞き方が適切じゃなかったと思って)「あー、どうして来たの?」
母「そうじゃなくて、こういうときは「おじいちゃん、元気? どうしたの?」って聞くんだよ」
僕「あ、ああ、ごめんごめん」

こういうことが、僕はよくあったりします。

頭の中で思った疑問を、そのまま口に出してしまうんです。

僕としては、「おじいちゃんなんでいるの?」という質問は、
おじいちゃんはどうして家にいきなり来たんだろう、という疑問から発生したものなので、
その疑問を直接会話形式になおした、といった感じでした。

僕としてはごく普通の聞き方ですが、何となく世間一般では受け入れられない
聞き方なんだろうなーとは、これまでの21年の人生で、ちょっとだけ感じてました。

「○○さん、なんでいるんですか?」と聞くたびに、
何となく周りの空気が変化するというか、
僕の性格に慣れっこな人には笑われるんですよね笑 

だからといって、それ以外の聞き方を思いつくわけでもなく、
突然の来客に対しては、気分が動揺してるわけですから、冷静になれるわけでもなく、
普通に疑問に思ったことを、アスペ脳全開で聞いてしまうわけです。

今こうやってブログに書いてみて、わかります。

たぶん「おじいちゃん、なんでいるの?」という聞き方は、相手を傷つけてしまう。
少なくとも、定型発達社会では、失礼にあたる言い方。
よくわかりませんが、そんなものなんでしょう。

突然の訪問者に対しては、「○○さん、どうしたんですか?」

これはきっと定型発達の人は、教えられなくても自然に学んでいく聞き方なんでしょう。
僕は今日、初めて学びました。
というか、今までも何度も指摘されてきたんだろうと思われますが、
それは本当に、世間では常識にあたることなんだと認識し、聞き流しませんでした。

アスペルガーと診断されたことによって、定型発達の周囲の人から受ける注意に対して、
なおしていく必要があるんだろうなと思えるようになったのはいいことです。

それまでは、元々人から注意されたものは、右から左へ受け流すというか、
自分が納得しなければ受け入れにくい、そういったところがすごく強かったです。

今でも強くそういう頑固さは残ってますが、これもアスペの特徴らしく、
これも特徴だと認識したことで、もっと他人の忠告に耳を傾ける必要があるんだ、
ということを、まだ不完全ではありますが、認識できるようになっていると感じます。

こんにちわ、まことです。

忘れもしません。2012年4月のことです。
人は、大丈夫じゃないのに「大丈夫だよ」と言うことがあることを初めて知りました。

僕自身、頼まれた物事に関して面倒くさいなと思いながら、
「大丈夫、やるやる」と答えることはあります。
「面倒くさいからいやだ」とストレートに言ってしまうこともありますが爆

ただ、自分以外の他人が「大丈夫」と答えた時に、
それが本当にその人にとって大丈夫なのか、大丈夫じゃないのか分からないのです。
というか、基本相手が「大丈夫」と言ってるのだから、「大丈夫」と思ってるんだろう、
と考えることが多いと思います。無意識にやってるので分かりませんが泣

2012年4月。
バイト先の飲食店で、店が混み合ってきました。
ちょうどその時、僕の労働の終了予定時間がきました。
売上金のチェックなど、僕には終えなければならない仕事が残っていました。

そこには、2人の先輩(AさんとBさん)、僕の3人がいました。

Aさん「まことくんそろそろ仕事終わりだよね。接客は私がやるから、
まことくんは終了までにやらないといけない仕事(売上金チェックなど)に集中してね」
僕「え、いいんですか(申し訳ないなあ)」
Aさん「大丈夫大丈夫」
僕「ありがとうございます!(大丈夫と言ってるから、気にせずに売上金のチェックをしよう)」

僕は、Aさんに言われるがままに、
最優先されるべき接客の全てをAさんに任せ、売上金のチェックに没頭しました。

Bさん「まこと、今忙しいんだから、売上金のチェックは後にして、Aさんのこと手伝って」
僕「え、でもAさんが、僕は接客しなくていいって言ったので...」
Bさん「Aさんはまことに気使ってるんだよ怒。早く手止めて、Aさん手伝って!」
Aさん「大丈夫だから、まことくんは売上金のチェックしてて」
Bさん「もうAさん、そんなまことを甘やかしたらダメですよ怒。早くまこと、接客して」
僕「(てんぱりながら)はい...」

元々Bさんにとって、気の利けない僕は嫌いな存在だったようです。

僕にとっては、「大丈夫だよ」というAさんの言葉の裏に、「本当は大丈夫ではないけど、
僕のことを気遣ってあげよう」という気持ちが含まれていたことが驚きでした。
この時は、頭の中が?マークであふれかえっていて、結局訳のわからないままでした。

しかし、アスペルガーのことを知って、この時のことを振り返った時に、
「言外の意味が分からない」とはこのことだな、と思いました。

あと、
僕「え、でもAさんが、僕は接客しなくていいって言ったので...」
のとこですが、今思えば、どう考えても言いわけですよねこれ笑
この時は、自分としては事実を述べていただけだったのですが...

バイト先で指摘されてましたが、僕は無意識のうちに言い訳をたくさんしてたらしいです。
先輩に叱られても、その時に起こった事実を先輩に説明しただけで、
「言い訳するな」とさらに怒られてしまうという悪循環でした。
この時は、「え、今の言い訳?」と、ますます自分と相手との気持ちのギャップに戸惑いました。

相手が「大丈夫」と言っていても、
本心では「大丈夫」と思っていないことがある。

このことは、アスペの人は、知っておいて損はないと思います。

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