新社会人を目指すアスペルガーのブログ

大学4年の時にアスペルガー(今でいう自閉症スペクトラム)と診断され、今は社会人8年目です。社会で辛い思いをしている発達障がいの方に、「悩んでるのは自分だけじゃないんだ」と安心してもらえるようなブログを目指して始めました。先日社会福祉士国家試験に合格し、発達障がいのある方も対象にした就労支援に携わることになりました。

カテゴリ: 心理検査の結果

こんにちわ、まことです。

アスペルガーはADHDを併発することもよくあるそうです。
あとはLD(学習障害)も併発しやすいらしいですね。

ちなみに僕は、小学校入学前に、なぜかLDかもしれない疑惑があったそうです笑
(療育センターで指摘されたそうです。もしかしたら親の勘違いかも)

でも今のところ、LDではないと思います(算数も国語もできたからです)。

まぁそれはさておき、ADHDとアスペって、なんだかんだ仲良しだと思うんですよね。

アスペ夫とADHD妻という組み合わせが多いというのも、
やっぱりこの2つの発達障害は、どことなく親和性があるということではないでしょうか。

さて、というわけで(?)、ADHDの診断テスト、やってみました。
ちょっと強引でごめんなさい。今の気分的に、強引に進めたい気分なのです。

あくまでネットのテストなので、参考になるかはわかりませんが、
某サイトから質問項目をそのまま引っ張ってきたのが以下のやつです。

【ADHDセルフチェックテスト】

全部で35項目ありますが、25項目以上当てはまればADHDの可能性があります。
ちなみに赤色の番号のやつは、僕に当てはまったやつです。

1.旅行の前の荷作りが苦手だ。
2.子どもの頃から感受性が強く、感覚が鋭敏だった。
3.子どもの頃からカバンや机の中がゴチャゴチャだった。
4.マイペースだとよく言われる。
5.子どもの頃からよくぶつかったり転んだりした。

6.気の合う一対一の関係はいいが、大人数での世間話や集団行動は苦手だ。
7.雑音や電話などで気が散ると、目の前の作業に集中できなくなることが多い。
8.新しく物を買っても、あまり説明書は読まない。
9.ちょっとした物でも、簡単に捨てることができない。
10.何を取りに来たのか、何を言おうとしたのかなどをよく忘れる。

11.約束の時間に遅れがちだ。
12.興味のない科目では、授業中に空想したり落書きしたりしていた。
13.試験はいつも一夜漬けだった。
14.仕事や作業をしている途中で、ボーッとしてしまうことがある。
15.私の頭の中のアイデアを実行できたら、相当すごいはず。

16.学校や職場で、いじめにあったことがある。
17.一日が終わると、ぐったり疲れていることが多い。
18.頭の中に霧がかかったような感じがすることが多い。
19.探し物が多かったり、振り込みなどの期日に遅れやすい。
20.物事の優先順位をつけるのが得意ではない。

21.人が話しているときに、つい口を出して、話の腰を折ってしまいがちだ。
22.興味に一度集中したら、トイレや寝食を忘れることも・・・。
23.物事の要点を素早くつかめる。
24.数時間~数日で気分に波がある。
25.変わっている、個性的だと言われることが多い。

26.日によって、ささいなことでキレそうになったりする。
27.過度の残業、浪費、食べ過ぎ、過激な発言などをしてしまい、あとで落ち込む。
28.転居や転職などで、気分を入れ替えるのが好き。
29.たとえ自分に不利でも、納得のいかないことはできない。
30.会議や授業など、長時間くつろいで座っていることが苦手だ。

31.物事に決まったやり方があって、それを少しでも外れると気に入らない。
32.他の人たちから、考えすぎ、気にしすぎ、やりすぎと言われる。
33.人が自分の話の要点を飲み込めないときなど、心の中で爆発しそうになる。
34.自分流に片づけているところで、人にさわられるとひどく腹が立つ。
35.会議などで黙っていようと思いながら、つい正論をふりかざしてしまう。

と、一見赤まみれで余裕でボーダーの25項目突破か?と思えば、
35項目中当てはまったのは、ギリギリ24項目でしたー。

僕がADHDである可能性は、やっぱり低いみたいですね。

でも、やっぱりボーダーラインの25項目に限りなく近い数が当てはまったので、
多少それに似たような特性は持っているということでしょう。

というか、この診断テストって、結構たくさんの人が25項目当てはまるような気がします。

誰にでも当てはまりそうな項目も結構あったし。
って、そんなふうに「誰にでもあるよね」って思っちゃうのも、やっぱり普通じゃないのかも?笑

まぁ、一部アスペルガーと同じじゃん、っていう項目もあったので、
やっぱりADHDとアスペルガーが併発しやすいってのも、なんとなく理解できるような気がしました。

皆さんは、何項目当てはまりましたかー?

こんにちわ、まことです。

あらためて、WAISの結果の詳細を書こうと思います。

言語性IQ 105 
動作性IQ  92
全検査IQ 100

言語理解 90
知覚統合 95
作動記憶 145
処理速度 113

単語 7
類似 9
知識 8
理解 8

算数 15
数唱 18←驚
語音 18←感動

配列 7
完成 4←笑
積木 10
行列 14

符号 10
記号 15

こんな感じでしたー。

ちょーガタガタです。

言語性は、ガタガタというべきか、
作動記憶という名の頂点を目指すための急な上り坂というべきか。
(言語理解という名の底辺を目指すための急な下り坂かも笑)

動作性は、がったんごっとんしてますね。

にしても、僕は勉強だけは得意だと思ってたので、
総合IQもいいんじゃないかと予想していたのですが、ものすごく意外でした。

ピカイチの作動記憶と、平均より少し上の処理速度だけでカバーしてたんでしょうか。

にしても、一目見て笑ってしまいました、このがったんごっとん具合笑
ただものじゃないのは確かです。

ちなみにロールシャッハテストも受けたので、その結果を簡単に書くと、
・刺激に対する感受性が強すぎる
・思考活動も過度に豊か
・主観的、恣意的なものの見方をする
・現実の人間関係や、実務的な場面にそぐわない
・しかし、これらの傾向は先天的ではなく後天的

らしいです。

ようは、普通の人よりも極端に感じすぎるし、考えすぎるうえに、
自己中で空気読めない、変わり者だ、ということでしょう笑

なんか、ここまで明確に「発達に偏りがある」という証拠が出ているのに、
「発達障害ではありません」と言われた昨日のことが、やっぱりまだ忘れられません。

結局、僕は「発達障害です」と言われることによって、
自分は悪くない、自分は変わる必要なんてない、って納得したかったのかも。

ロールシャッハで、主観的、恣意的な物の見方をするってでてるから、
お医者さんも
「こいつに診断出したら、ますます恣意的になるんじゃないか。
そうなると、ますますこの人にとって、社会適応するための変化の機会を失うことになるんじゃないか」
と思って、あえて診断を出さなかったのかな、なんてふうにも考えます。

結局大事なことは、診断名よりも、その人がどんな特性を抱えているかどうか。
そして、その特性をどんな風に活かしていく必要があるのか。

これを読んでる人は、発達障害と診断された人もいえば、
自分では明らかその自覚があるのに、僕のように診断されなかった人もいると思います。

(正確には、僕は3カ月前に行った病院では、確定診断され、
「診断書も書こうと思えば書けるので、必要になったら来てください」と言われましたから、
未診断、というわけではないのかもしれません)

どちらにせよ、大事なのは外枠(診断名)じゃなくて中身(特性)だと思います。

というか、発達障害なんて、軽度の人に限ってですが、
たぶんこの「社会という仕組み」が、強い個性の人を障害に仕立てあげただけであって、

生まれてくる時代や環境が違えば、逆にそれは障害じゃなくて、
むしろ世の中の多数派の人にはできないことができる、という風にもなると思うんです。

だから、発達障害の特性は、別に無理に改善する必要はないと思うし、
一番大事なのは、自分らしく生きること。

自分を殺して生きるくらいなら、僕はたとえ周囲から認められなくたって、
自分らしく生きる道を選びたいと、常日頃から考えています。

周りの人みんなから70点をもらえる人生よりも、
たとえ大半の人から30点しかもらえなくても、残りの人たちに120点もらえる人生を歩みたいです。

きっと自分のがったんごっとんしたIQも、
普通からかけ離れてしまってる性格も、

どっかしらの場面で活かされる。そう信じたいと思うところです。

こんにちわ、まことです。

前回の記事まで、しばらく自己診断テストについて書いてきましたが、
今回で最終回です。

あなたの得点は33点です。

緑ドット社会的スキル
8点
緑ドット注意の切り替え
8点
緑ドット細部への注意
5点
緑ドットコミュニケーション
8点
緑ドット想像力
4点

という結果になりました。

33点以上で自閉症の可能性が高いそうです。

このテストで20点以下を取る人は、きっと社交的で融通もきいて、
相手の立場になって物事を考えられる人なんだろうなーと思ったり笑

想像力が良好なのは、小説が好きでよく読んでたからでしょうか。
細部への注意も点数が低いのは、関心のないことには注目しないからでしょう。

まぁ、自己診断でわかることなんて、これくらいです。
あくまで自己評価ですから、自分では普通だと思っていることも、
他人からすれば普通ではない、なんてこともあり得るんです。

本当に自分のことについて気になる人は、きちんとした病院で診断してもらったほうがいいです。

こんにちわ、まことです。

おもしろいテストを見つけたのでご紹介します。
その名も、非コミュ指数テストです(サイトはこちらです)!!!

100点満点で、自分がどれだけコミュニケーションが苦手か診断してくれるようです。

僕は52点で、中度非コミュの中のちょうど真ん中くらいでした。

【40-59: 中度非コミュ】
論理的思考力があれば
ビジネスコミュニケーションは
基本的にほぼ問題ないが、
それ以外の特に情緒的な
コミュニケーション環境において
ぎこちなさが感じられる場合がある。
「他の人とは何か違う」と思われ、
周りから浮きがち。営業など、
人並み以上の対人能力が要求される
仕事は辛い可能性が想定される。

だそうです。

あと、右のグラフによると、僕は中度非コミュの中でも不器用型にあたるようです。

【不器用型】
本来の意味の「非コミュ」であり特効薬はないため、地道に場数を踏むことしかないと思われる。
別の得意なことを見つけて、その方面で第一人者になることで、自信をつけることも有効か。
いずれにしても、「コミュ」に移行するのは最も容易ではないため、
理解のある仲間を見つけ、「非コミュ」を抱えてそれでも楽しく生きることを考えた方が良さそう。

だそうです。

まさしくこれらはアスペルガーらしさを説明していますね!笑

コミュニケーションが苦手でも、そのぶん得意なことがあると信じて、
自分らしく生きていくのが大切ってことですね。

こんにちわ、まことです。

EQとは心の知能指数ともいわれますが、
アスペルガーは心の理論の発達度合いが低いということで、
すなわちEQも低いのでは?と思い、自分のEQを調べてみました。

まずは1つめです。これはお遊び感覚かもしれません。利用したサイトはこちらです。

平均点は100点らしいですが、僕はなんと20点でした!!
少し信じられず、2回目は迷って答えたいくつかの問題で、答えを変えて
やってみましたが、それでもなんと40点でした。
他人の心は難しいですか?と聞かれました。

むしろ、僕のことを難しい人間だと思っている人が多いのではないかと爆

次は2つめです。これは少し真面目なやつかもしれません。利用したサイトはこちらです。

結果はこうなりました。

種別尺度結果平均尺度解説
対自己EQ

自己の感情に気付き
それをコントロールする力
「スマートさ」13.2臨機応変な頭の切り替えができる。
「自己洞察」14.1自己の感情を察知できる。自己理解をしようとしている。
「主体的決断」13.2状況を判断した上で、自ら的確な判断が出来る。
「自己動機づけ」 13.3粘り強さと熱意をもっている。
「楽観性」 13.2楽観的な見通しと根気を持っている。
「自己コントロール」11.9感情を抑制する力、感情を高める力を持っている。
対他者EQ

他者の感情に気付き
まわりとうまくやっていく力
「愛他心」13.7他者のためを思って行動できる。
「共感的理解」14.1他者の喜びや悲しみを心から理解できる。
「社会的スキル」13.2社会生活上のルールをわきまえている。
「社会的デフトネス」12.6周囲とうまくやっていく術を持っている。

10項目のうち、8つの項目で平均点を下回っています。
しかし、その中でも突出して低いものがいくつかあります。
特に、一番最後の項目の、社会的デフトネスなんて、もうひどいですね笑

得意なこと:自己の感情を察知すること。粘り強く物事に取り組むこと。
特に苦手なこと:臨機応変に考えること。周囲の人とうまくやっていくこと。

つまり、自分のことは分かっているし、自分のペースで物事にはこつこつ取り組めるけど、
周りにあわせて柔軟に行動していくことは苦手、ということでしょう。

ここで強調しておきたいのは、これはあくまで僕のEQであって、
アスペルガーの人全員のEQではないので、人によって結果が違うのは当然ということです。

興味のある人は、5分とかからないので、やってみてください。
自分のことを見直すいいきっかけになるかもしれません。

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