新社会人を目指すアスペルガーのブログ

大学4年の時にアスペルガー(今でいう自閉症スペクトラム)と診断され、今は社会人8年目です。社会で辛い思いをしている発達障がいの方に、「悩んでるのは自分だけじゃないんだ」と安心してもらえるようなブログを目指して始めました。先日社会福祉士国家試験に合格し、発達障がいのある方も対象にした就労支援に携わることになりました。

カテゴリ:アスペルガーの特性 > 一人でいることを好む

こんにちわ、まことです。

このブログを読んでくださってる方の中には、
僕が大学生だから読んでいるという方もいらっしゃると思います。

なので、せっかくですから、アスペさんが大学生活を送るうえで、
気を付けるべきことを、いくつか挙げてみようと思います。

今回のテーマは、サークル活動です。

大学生の大半がやっているといわれるサークル活動。
その分野は本当に幅広く、1つの大学に100以上のサークルがあるともいわれてます。

さて、僕はサークル活動に所属していたのか?という質問の答えですが、
所属「していた」、というのが正しい答えになります。

というのも、これは選ぶサークルによっても違うのかもしれませんが、
僕が選んだサークルは、とても規模が大きく、まったく馴染めませんでした。

そもそも、サークルに入ったというのにもかかわらず、
「えー飲み会あるの? やだなー。。。」なんて思いながら参加したし、

「親睦深めるためだかしらないけど、カラオケとかボーリングとかやめてー。。。」
とか思ってましたし笑

純粋に、そのサークルがやってる活動のみに関心があったので、
サークルを通して大学生活をリア充したい笑、みたいな願望は皆無でした。

しかし僕からすると、サークルに入ってる人の9割以上はリア充でしたので、
必然的にそこに突如紛れ込んできたアスペさんが、溶け込めるはずがないのです。

(ちなみに僕にとってのリア充とは、定型発達の要素を持つ人の「ほぼ」全てです笑)

ほどなく僕は、そのサークルを辞めました。
辞めたというか、行かなくなったら、いつのまにか名簿から外されていた、という感じです。

でも正直、そのほうが楽でした。
そのサークルには、リア充っぽい個性は求められていても、
アスペさんのような超とんがった個性は求められていないことが分かったからです。

ほとんどサークルに顔を見せないのにもかかわらず、
「もう来ないの? 残念だなー」という社交辞令を言う同学年の子が、

なんとなく嘘っぽくって、やっぱりこういう場には合わないんだなって思いました。

自分のいるべき場所ではない。

そんなところで時間を過ごすくらいなら、もっと別のことをするべきだ。
僕は結局、一匹狼みたいに大学生活を過ごしてきました笑

でも、それでよかったと思ってます。
結局、大学生活中にやりたいと思ったことは全部できましたから。

これはあくまで僕の経験談なので、アスペさんでもサークル活動を楽しむことはできるかもしれません。
でも、自分と似た雰囲気を持ってる人が多いサークルを選ぶことをお勧めします。

僕の失敗経験は、結局は、自分に合わない場を選択してしまった、
というところにつきるのかもしれません。

こんにちわ、まことです。

アスペさんって、なんか周りの空気とかまったくわからずに、
自分勝手にどんどん突っ走る、みたいなイメージあるかもしれません。

でも僕の場合、どっちかってったら、周りの空気を読もうとしすぎて、
というか、今までの経験上、集団の中での劣等感っていうのが強すぎて、

馴染みのない集団とかだとすごい人見知りしてしまいます。

だから、アスペさんだからといって、決して気を使わないわけではなく、
むしろ劣等感から周囲に気を使いすぎてしまい、

余計に集団に溶け込めない、ということがあるような気がします。

そしてその劣等感っていうのは、学校でいじめられていたとか、
なかなか友達ができなかったとか、体育の授業で足を引っ張ってたとか笑、

なんかしらないけど自分の言動のせいで周りが迷惑してるらしいぞ、とか笑、
とりあえず周りとはなんか違うんだろうなってずっと前から悟っていたりだとか、

そういうのに由来しているんじゃないかなーと思います。
(少なくとも僕の場合はそうです)

そして今会社の研修でも、ものすごく人見知りしちゃってます泣

正直、あんまり親しくない人ばかりが周りにいると、疲れちゃって、
ついついその場を離れてしまいます。

そして人見知りしてる状態でも、アスペらしさは健在で、
ちょっとしたことで変な言動をしてしまうことがあるようです。

このままじゃダメだって分かってても、なかなか改善できません。。。

アスペさんって、人見知りするんでしょうか?
実際のところよくわかりませんが、僕の場合はすごい人見知りです。

このまま社会人になれば、苦労するのは目に見えてます。

でも不思議と、自分を受け入れてくれる集団であったり、
なんとか馴染んだ集団となれば、アスペモードフルパワー笑で、

周り構わず突っ走ってしまってるようなんですよねー。。。

はーあ。まぁ、気楽にいきますか。
1年くらいかかっても馴染めなかったら、その時また考えます。

こんにちわ、まことです。

はい、思いきって認めちゃいまーす。
僕には友達があまりいません笑

「まことの友達って、他に誰がいたっけ?」と、
数少ない友達に、直球的な質問をされたことも何度かあります笑

例えばここ最近、LINEで頻繁にやり取りをするのは2人だけ。

頻繁ではないが、長いやり取り(仕事とかの事務連絡じゃなくて、プライベートな会話)を
LINEで何度かしたことがあるのは、1人笑

そもそも大学生にしては、LINE自体をあまり使わないというのもあるのですが、
これはやっぱり極端に少ないほうだなーと感じます。

ちなみにFacebookでの長いやり取りをしたことがある人(外国人も含む)は、
ここ1年くらいではだいたい30人くらいでしょうか。そのほとんどは外国人です。

しかしここ数カ月だけのやり取りでみると、その数は10人くらいです。
そしてこれもほとんど外国人。

この数だけで見ると、僕の友達の大半は外国人のようです笑
日本人の友達は少ないですが、外国には仲のいい人がいるんですね。

これはどう見ても、僕の人間関係は、外国のほうが良好であるという証明である気がします笑

逆に、日本での友達の数が少ないということが露呈してしまいましたね。
でも、僕は今の人間関係に対しては、基本的に満足してます。

僕は友達が少なくてさみしいと思ったことは本当に全く無いのですが、
中高の頃は、休み時間に一人でいたいと思っていることがよくあったのに、

周りの人たちは仲良さそうに過ごしていて、自分が周囲から浮いていると感じ、
そのことに対しては抵抗感はありました。

が、それは、周りの人みたいになりたいというよりかは、
自分が周囲とは違う、ということに対しての抵抗感、みたいな感じでした。

あ、流石に昼休みにご飯を食べる時くらいは、友達と一緒に食べていましたけどねー。

あと、クラスでペアになってとか、グループになってとか言われる時に、
一応クラスで余らないくらいには、人間関係には困ってませんでした。
(まぁ普通の人からすれば、これは当たり前のことで、特に自慢することではないんでしょうが。。。)

ただ、やっぱり学校の休み時間は、体育の時間の次に嫌いな時間でした笑

とりあえず、そういった学校でのとらうまから、
多数派の人たち(定型発達の人たち)が多く集まりそうな場に出向くと、
結局自分が困ってしまうので、あまり出向かないことが賢明だと考えてしまいます泣

こんにちわ、まことです。 

どうやら昨日更新した記事が、ブログ村に反映されていないようです。
なので、ブログ村からいつも来てくださっている方からすれば、
一見昨日は更新されてないように見えてしまいます。

しかし昨日も更新してるので、良ければお読みください。
僕のWAISのガタガタグラフをお楽しみいただけます笑
(昨日の記事(WAISの結果詳細)はこちらです)

さて、三人寄れば文殊の知恵、なんていうことわざありますよね。

一人でできないことも、三人いればできる、みたいな意味だと思うんですが、
僕はどちらかといえば

「三人でやるより、一人でやるほうが効率的ではかどる」

みたいに考えるタイプです。(すごく一匹狼的ですよね。。。)

もちろん、全部が全部そう、というわけじゃないです。
でも、僕自身の経験のみで考えると、「一人のほうがいいな」と思うことが大半でした。

例えば今まで学校や就活を通して、
「さー、何人かでグループになって、案や考えを出してくださいー」
みたいな場面がたくさんありました。

僕はこういうとき、
「なんで個人作業じゃダメなんだ。。。」
といつも不平不満を胸に抱きながら、集団作業に取り組んでました。

集団作業が嫌な理由は、
・自分の考えよりも多数派の意見が優先される
・そもそも、集団の中で自分の意見を述べることがすごく困難(うなずくだけで精一杯)
・自分と違う考えが賛同されたときに、やっぱり不機嫌になる

ようは、
・自分のペースで物事に取り組めないから
ということに集約すると思います。

あと、これは本当にただの自意識過剰な考えなのですが、
他の人の考えよりも、自分の考えのほうが、より目の前の課題解決のために
適切なんじゃないかと思うことのほうが多い、というのもあります。

他の人の考えは、どこかが足りない、それか論理的に矛盾している。

でもそういう人に限って、自信満々に場を仕切ってくるので、
結局は「意見それ自体の質」よりも「その意見を言う人の信頼度」が優先されます。

もちろん、僕は場を仕切るなんて絶対できませんし、
そういう人が集団の中に必要だということは一応理解はできていますが、

だからといって、場を仕切る人の意見や、存在感のある人の意見が
通ってしまうという集団作業の特徴には、どうしても馴染むことができませんでした。

皆とやるより、自分一人でやるほうが、やっぱり効率的。

でも、やっぱり世の中の流れとしては、
皆でやるからこそ素晴らしいものが生まれる、みたいな感じですよね。

そういう考えもありだとは思いますが、逆の考えも認められる世の中になってほしいです。

こんにちわ、まことです。

僕は物心ついたころ(小学生?)から、集団行動中でも、
一人で閉じこもって、誰とも話さない時間を作る必要がありました。

例えば友達2人と、どこかに遊びに行ったとき。
友達2人は楽しそうに会話をしています。僕はその会話の意味もわかります。
ですが、自分にとってはあまり関心がない話題だったりします。

そういう時僕は、勝手に黙り込んでしまいます。
黙り込むだけじゃなくて、完全に別の世界に意識がとんで、
例えば勝手に眠りこんでしまうとか、明らかに退屈そうな表情をしてしまいます泣

それか、友達が僕のことを見つけられる範囲内で、勝手に別のところに行ってしまいます。
流石にはぐれてしまうと迷惑になるので、タイミングを見つけてすぐに合流するのですが。

そして自分の興味ある話題になると、今までの沈黙が嘘かのように話し始めるのです。
今まで黙っていた反動で、話しすぎてしまうことがあるのも、こういうときが多いです。

僕としては、「彼らは楽しそうだから、その間僕は別のことをしておこう」くらいの考えです。
しかし客観的に見れば、明らかに自己中心的な行動です。分かっています。

でも、こうでもしないと、僕はやっていけないと思います。
一人で無言でいる時間、黙っている時間が、アスペ脳には必要なんだと思います。
友達と一緒に楽しい時間を過ごすための、休息時間なのです。

長いこと仲のいい友達だと、僕のこういうところをある程度把握しているようで、
僕が勝手に黙ろうが、勝手にどこかに行ってしまおうが、わりと放置してくれます笑
もしかして、既に諦められてるのかも笑 
でも、それはすごく有難いことなんです。感謝してます。

ですが、これが知り合いになってから間もない人の場合になると違います。

たぶん僕が、話に入りたいけど入り込めないんだろうな、とか、
一人でいて寂しそうだから、話に入れてあげようとか、気を使ってくれます。

例えば10人くらいのグループでいるとき。
各々、自由時間なので話したい人と話しています。
場合にもよりますが、こういうとき僕は、一人だけ長時間、誰とも話さなかったりします。

それは皆の輪に入れないんじゃなくて、あえて入らないという選択をしてるんです。
自由時間が終わったあと、また全員で一つのことをするためには、労力がいります。
そのためには、一人で何もしない時間が必要なんです。

中学校や高校でも、休み時間や教室の移動時間は、こういった理由で
一人でいることも多かったように記憶しています(もちろん友達と過ごすこともありましたが)。

単純にいえば、「話すのめんどくせー」状態です。

そういうときに、心やさしい人は、「まことくん何やってるの?」とか、
「まことくん大丈夫?笑」とか、そういうふうに話題をふってくれます。

ですが僕は、そういう気づかいに対しても、適当に相槌をうって、
また一人で眠り込んでしまうのです。でも、僕にとってはすごく大事な時間です。

集団でいるときも、突然そういった時間が必要になってしまうのは、
周りにとっては理解しがたいところなのかな、と真面目に分析はしているところです。

※書き終わって気付きました。
一人の時間が必要で、勝手にどこかに行ってしまうときは、
「あっちに行ってるね」と、友達に伝えればいいのかもしれません。
そういったことの共有を、意識的にやらないとできないんだなと痛感しました。

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