新社会人を目指すアスペルガーのブログ

大学4年の時にアスペルガーと診断され(2014年夏)、今は社会人3年目(2017年)です。社会で辛い思いをしている発達障害者の方に、「悩んでるのは自分だけじゃないんだ」と安心してもらえるようなブログを目指してます。また、読者の方にも記事を書いてもらえる、という試みを始めました。発達障害をテーマに書きたいことがある方は、その旨と、記事を投稿すると仮定した場合の文章をそのまま、コメント欄で投稿してもらえればと思います。

カテゴリ:アスペルガーの特性 > あいまいな指示が分からない

こんにちわ、まことです。

アスペの人は、コミュニケーションの特性上、周りの人に
「あの人は何回言っても分からない」と思われてしまいます。

僕もそれが多く、理由を考えたときに、これは、という理由が浮かんだので、
ちょっと書いてみようと思います。

まず、僕も会社では「この子は何回言っても分からない」と思われてます。

その時に言われた、その時の状況のみならば、
次はこれこれをしてはいけないということは分かるのだけれど、

それが別の内容になったり、別の状況になったら、
定型発達の人からすれば、あの時こうだったらこうだな、と応用はできても、

アスペの人からすれば、そういう細かな違いでさえも、大きな違いと捉えてしまい、
あの時あんなふうに言われたけど、今回はどうなんだろう、

でも、ここがこう違うから、やっぱりこのほうがいいんだろうな、という
アスペの人にとっては実に論理的な思考から、本来は不適切な言動になってしまいます。

これは、同じことを何度も続けることなら、定型発達の人よりも、
ミスなくできる、ということにもつながると思います。

逆にいえば、ちょっとした違いにも戸惑ってしまい、そこで時間をとられてしまったり、
感覚的にこうかな、と思えず、論理的に考えすぎるあまり逆に不適切になってしまうんです。

そういう状況なのに、
「どうして前あんなふうに言ったのに、こんなふうに行動するの」と責められると、

やはり論理的に自分がそのように行動した理由を説明し、
余計に「理屈っぽくてありゃしない」となってしまうのです。

はい。ここまで分析できてるのに、自分自身がこのことで躓きまくってるのが、
ほんとにネタレベルにどうかしてるなと思うのですが、まぁ仕方ありません。

こんにちわ、まことです。

アスペルガーは、想像力の欠如といった問題から、
具体的な指示がないと、何をどうすればいいのかといったことまで考えが及びません。

僕の場合、それは色んな場面で発生します。

例えば今朝。

お茶碗一杯の白ごはんと、ちりめんじゃこが朝食でした。

ちりめんじゃこが入ってるパッケージ(袋)を冷蔵庫から取り出そうとする僕に、母親が言いました。

母「それ、裏側から開けるようになってるから」
僕「裏側から?」
母「そう、裏側から」
僕「ふーん」

僕は冷蔵庫からちりめんじゃこを取り出し、パッケージをテーブルに置こうとしました。
するとなんと、裏側の開け口からちりめんじゃこがバラバラーと床に散らばってしまいました。

母「だから、裏側から開けるようになってるって言ったじゃんー」
僕「わかってるよ」

この段階になって、僕は初めて気付きました。

裏側から開けるようになってるから

表側から開けようとして、裏側を下に向けると、ちりめんじゃこが開け口から下にこぼれるよ

だから裏側を上に向けるように注意してね

こういう意図(指示)を、母親としては持っていたつもりだったんでしょう。

しかしそのような意図は、僕には伝わりません。

裏側から開けるようになってるから、という言葉は、その言葉通り、
このパッケージは裏側から開けるんだ、という言葉のみの指示なのです。

それ以上のものは何もありません。

裏側から開けるから、開け口からこぼれないように、裏側を上に向けてね。

ここまで言ってもらって、初めて母親の指示は、僕の脳内で理解されます。

正直いって、めんどくさい話です。
僕のような人間に指示をする側の人間は、よほどいらいらすることになると思います。

有名な話として、アスペルガーの人が会社で働くとき、

上司「今日9時から会議があるから」
アスペ「はい」

9時の会議開始。
アスペさんは、会議に不参加。
そして会議終了後。

上司「おまえ、なんで会議にでなかったんだ」
アスペ「会議があるとは聞きましたが、僕が会議に参加しないといけないとは聞いてません」
上司「。。。。」

というのがあります。

こんなことでは、アスペさんが上司から信頼を得られないのは当たり前のことでしょう。
しかしそもそもの脳の構成の違いですから、どうしようもないことなのです。

ですが、同じような事態を起こさないよう、気をつけないといけないんだろうなと思います。

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