こんにちわ、まことです。

アスペの人は、単純作業を飽きずに続けられる人が多いと聞きます。
僕もまさしくそのうちの一人です。

ADHDの人は注意力を持続するのが非常に苦手なので、
単純作業でさえも長続きさせるのは難しいかと思いますが、

アスペの人には過集中という特性(寝食も忘れて好きなことに没頭する)があるので、
わりかし集中力がある人のほうが多いと思います。

ただ、僕の場合は好きな分野への集中力はとてもありますが、過集中というほどではありません。
しかし、単純作業に対するのめりこみ具合は、普通の人の何倍も自信があります。

例えば中学生時代。
漢字をひたすら書きうつして覚える宿題が毎週のようにありました。
夏休みには、その学期に習った範囲の漢字全てを5回ずつ書くとか。

手も痛くなるし、同じ漢字を何回も書き続けないといけないし、
書く漢字も多いしで、宿題の中でも不人気な宿題の一つかもしれません。

しかし僕は、この宿題が大好きでした。
というのも、毎回のようにクラスで一番早く終わって提出してたからです。
(そのかわり字はすごく汚かったですけどね笑)

授業内で宿題をやる時間が設けられれば、僕は授業中に全て書いて提出し、
他のクラスメイトのほとんどは、授業外に持ち越してました。

宿題が配られればすぐに漢字を書き始め、手が痛くなろうとも
早く終わりたい一心でずっと書き続けることができました。
飽きたーと言う隣の子なんか無視して、ずっと書いてました笑

こういうふうに、単純作業に飽きずにのめりこめるのは、もちろん今でもあります。

例えば最近チラシのセットづくりのアルバイトをしたのですが、
何千枚とあるチラシを個人作業でみんな分類してセットにしていくんです。

周りの子たちが疲れていそうなそぶりを見せている中、
僕は夢中になってひたすらチラシに向き合っていました笑

社員さんから早くセットを作るコツを教えてもらった矢先には、
もうチラシづくりにはまりにはまって、すごいスピードで作り続けてました笑

別に出来高制じゃなくて時給制だったので、
一番多くセットを作ったとしても時給は変わらないことは分かってるのに、
なぜかこの単純作業にはまってしまったんですよね。

この前、一般企業の障害者雇用についてのニュースをテレビで見ましたが、
「知的障害者さんや精神障害者さんには、この単純作業が得意な人が多い」と言ってました。

僕はテレビの言うことはあまり信じないので、ほんとかどうかは分かりませんが、
飽きずに一つのことをやり遂げられるというのは、やっぱりアスペさんの強みだとは思います。