新社会人を目指すアスペルガーのブログ

大学4年の時にアスペルガーと診断され(2014年夏)、今は社会人3年目(2017年)です。社会で辛い思いをしている発達障害者の方に、「悩んでるのは自分だけじゃないんだ」と安心してもらえるようなブログを目指してます。また、読者の方にも記事を書いてもらえる、という試みを始めました。発達障害をテーマに書きたいことがある方は、その旨と、記事を投稿すると仮定した場合の文章をそのまま、コメント欄で投稿してもらえればと思います。

カテゴリ: WAISについて

こんにちわ、まことです。

発達障害の診断を目的にWAISを受けた人は多いと思います。
特に大人になってから診断された人は、ほとんど受けているのではないでしょうか。

一般的に言われているのは、WAISの中で
出来ているものとできていない人の差が激しい人は、発達障害の可能性がある、

ということですが。

果たして実際にそうなのか。
そして、実際どれくらいの差があったら可能性が高まるのか。

そして、どういった差があれば、
生活においてどういった困難が生じやすいのか。

といった情報を多く集めて、
ブログを読んでいる皆さんに役立ててみたいと思ったので、

もしも、自分のWAISの結果を提供して、
たくさんの発達障害を持っている人の参考になりたい、
という人がいれば、

1.WAISの結果
2.結果を踏まえたうえで、自分で日常生活で困っていると思うこと
  あるいはWAISの結果から心理士さんに指摘されたこと
3.困っていることに対して工夫していること

の3つをコメント欄、あるいはメッセージに書いてもらえないでしょうか?
全部書くのめんどくさいや、っていう人は、書けるものだけで大丈夫です。

結果も、これも一応プライバシーの話なので、公開できる範囲内で大丈夫です。
最大限公開できるといった場合は、

総合IQ
言語性IQ
動作性IQ

言語理解
作動記憶
知覚統合
処理速度

単語
類似
知識
理解
算数
数唱
語音

配列
完成
積木
行列
符号
記号
組合

の全項目です。

ちなみに僕は、すでに記事でも書いてますが、
http://rakkansyugi.blog.jp/archives/cat_690338.html

総合IQ      100
言語性IQ  105
動作性IQ     92

言語理解   90
作動記憶 145
知覚統合  95
処理速度 113

単語  7
類似  9
知識  8
理解  8
算数 15
数唱 18
語音 18

配列   7
完成   4
積木 10
行列 14
符号 10
記号 15
組合 実施せず

困っているのは、作動記憶が良すぎるので、
普通は覚えていないような、昔言われた細かいことまで覚えていること、ですね。

なので、職場では「数か月前に●●と言われたので、××しました」という発言をし、
●●を言った先輩さんは、そんなの言ったか、みたいな顔になってしまいます。

これは難しいです。
最近は、1か月以上前に言われたことは、
その場限りのことで、今には通用しないんだ、と無理やり考えるようにしています。

それでもやっぱり、判断に迷うとき、
数か月前に言われたことを信用して行動し、間違ってしまうこともあります。

あと、作動記憶はよくても言語理解が低いので、
会話をしていて、言われたこと自体の言葉を頭の中で繰り返せても、
それを瞬時に理解する、ということに追いつかないです。

頭の中でオウム返しが繰り返されるのに、
相手の言ってることがよくわからない、という事態に陥ってしまいます。

こんにちわ、まことです。

今日から2月ですね。
皆さんは2015年の初めの月、どのように過ごしましたか。

僕の場合は、公私共にいきなり色んなことが立て続けに起きて、
あーこれからどうしよう、という感じです。

でも、悩んでいても仕方ないので、行動あるのみだと思ってます。

なかなか臆病なところはありますが、克服しなければならないですしね。

それはさておき、このブログについてなんですが、
ブログ村からのアクセスよりも、ヤフーやグーグルなどの検索から
訪問してくださる方が増えてきたことに気づきました。

それだけヤフーやグーグルに信頼されるようになったってことでしょうか?笑

で、検索で特に多いのが、動作性IQとか、言語性IQっていうキーワード。

もちろん、アスペルガーという単語で検索してくる方が特に多いのですが、

「WAISの言語性IQと動作性IQの差には意味がない」の記事↓
http://rakkansyugi.blog.jp/archives/16563446.html

が、2014年の11月に書いた記事なのにもかかわらず、
他の記事よりもどうやら読んでくださっている方が圧倒的に多いのです。

タイトルから勘違いをされる方もいるかもしれないのですが、
意味がないというよりは、信頼性が低いのではないか、という感じですかね。

WAIS4ではすでに言語性IQと動作性IQは削除されているので、
それだけをベースにした診断は、信頼性に欠けるのではないか、という意味です。

僕個人は、医療関係者でもなんでもないので、あくまでこれは僕の考えです。

あ、そういえば。
最近、「アスペルガー まこと」というキーワードで検索してくる方が増えているのです笑

なんだか恥ずかしい感じですが、
こんなブログでも、そうやって繰り返し読んでくださる方がいるのだと思うと、うれしいです。

とりあえず、今月も不定期ではありますが、色々と更新していきます。

こんにちわ、まことです。

WAISなどの心理検査を作成している日本文化科学社が、
次のような情報を公開しています(詳細は下のURLを参照)。

http://www.nichibun.co.jp/kobetsu/tester/wais4.html

今年の4月から、WAISⅣの妥当性や信頼性を確認するための調査が行われるようです。

つまり、問題自体はすでにある程度完成に近づいているということでしょうか。
この調査を通して信頼性が高いとわかれば、実際の医療現場で使われることになるのでしょう。

ちなみに一つ気になったのが、今回の調査では受験者に制限がかかっていて、

検査に支障をきたす障害や経歴などを持っている人は、
一般的なデータを集めるためなのか、除外されているようなんですけど、

ADHDや学習障害の人は除外されているのに、アスペルガーの人は除外されてないんですよね。
不思議なものです。

(というか、調査に協力したらちゃんと謝礼金もでるんですね笑)

まぁそれはともかく、こうやって医療は進歩していってるんでしょうね。

そして、こういった検査を受ける側からすれば、
少しでも正確な知識をお医者さんや心理士さんには身につけてほしいというのが正直な思いです。

じゃないと、せっかく検査がバージョンアップしても、
それを実施する人の技術がそれに伴っていなかったら、意味がないですからね。

もちろんほとんど全ての医療関係者の人は、きちんとした技術を身につけてるんでしょうが、
やぶ医者という言葉をよく聞くくらいですから、そうじゃない方もいるんだろうなあーと。。。

とりあえず、WAISⅢよりも精度も上がっていることでしょうから、
できればWAISⅣも受けてみたいなあ。

こんにちわ、まことです。

発達障害の方は、動作性IQが低くなりがちみたいですね。
もちろんそうじゃない方もいるようですが。

さーて、昨日に引き続き、
心理士さんからのWAISフィードバック。今回は動作性IQ編です。

まずは僕のWAIS結果から。

言語性IQの結果や分析は、下記のURLから↓
http://rakkansyugi.blog.jp/archives/19327457.html

動作性IQ 92
知覚統合 95
処理速度 113

配列 7
完成 4
積木 10
行列 14
符号 10
記号 15
組合 実施せず

以上の結果から、次のようなフィードバックをいただきました。

・一番低い完成は、IQでいうとだいたい70くらい。100人中ワースト2くらい笑
 なので、ここが必要となる場面になると大変であろう。

・完成が低い要因やその結果起こる問題について、次の2つが考えられる。

①知覚統合の他の下位項目は、積木10、行列14なのに、完成が4。

つまり、機械的な情報に対してはある程度うまく反応できても、
絵のような色々な情報が混じった情報には、不適応を感じる。

「配列と完成が両方落ち込んでいるが、その他の項目は特に問題がないこと」や、
「言語性IQでも、作動記憶>言語理解で、この差が極端に大きかったこと」を考慮しても、

やはり言語や絵といった抽象的な情報よりも、数字や記号などの機械的な情報を
処理することに向いていると考えるのが一番合理的。

しかし日常生活では、機械的な情報より、色々な情報を扱うことが多い。そのため苦労する。

また、一般的には行列推理よりも絵画完成のほうが、難易度が低いため、
(例えば子供からすれば、記号よりも絵のほうがなじみ深く、簡単に取り組みやすい)
余計に周囲からは「難しいことはできるのに簡単なことができない」と低く評価されやすい。

②完成が低くなる原因としてはいくつか考えられるが、僕の場合は空間把握能力の問題。

 例えば普段、僕は物を見つけるのが極端に苦手。目の前にあっても気づかない。
 こういうのは、絵画完成が苦手なところに由来しているらしいです。
 また、初めての場所や道に迷いやすいそうです(ありますあります笑)。

・処理速度に関しては、両方とも10以上なので特に問題はないが、両者に差がある。

符号は縦の視線の動きで、より広い視野が求められる。
記号は横の視線の動きで、あまり広い視野は求められない。

符号<記号の差が極端に大きいと、黒板を見たあとにノートに書き写そうとしても、
書き写す場所(さっき黒板を見るまで書いていた場所)をすぐに見つけるのが苦手らしい。

しかし僕にはそういった、授業内での困難はなかったので、やはり問題視する必要はないそうです。

こんな感じでしたね。

特に、完成が低い原因とかはものすごく納得がいきました。
僕は機械的な作業が得意なんだなーと。

昔っから、一人で黙々と取り組む単純作業では、いち早く終わってた記憶があります。
そしてそういうのは、現代全てロボットやコンピュータがしてて、なかなか強みを生かせない笑

あ、でも、会社での事務作業とか、皆が嫌がりそうな同じことを繰り返す作業とかなら、
なんとなく人よりもできそうな気がします。
ただ、それが共同作業となると、、、言わずもがな笑

また、心理士さんには
「下位項目間の差が大きい。これまで色々と苦労の多い人生だったであろう」
と言われました。

んー、苦労が多かったのかどうなのか。

なんか周りと違う? おかしい?ってことは思ってましたし、
自分だけが変なところで苦労してて、なんか誰とも共感できないー泣とは感じてました。

個人的には、苦労が多いぶん、人と違う経験もできるし、
そのぶん人とは違う幸せも得れるんじゃないかなっていうふうに考えてるんですけどね。

とりあえず、なんだか自分が普段感じてる長所や短所が、
こんなWAISといった検査一つだけで色々と明確になってくるなんて、

やっぱりこれは、義務教育の一貫として導入すべき!と強く感じました笑

こんにちわ、まことです。

この前、知り合いの臨床心理士さんに、
僕のWAISの結果を分析していただく機会を得ることができました。

その方はWAISについてもわりと知識豊富らしく、
これまで色んなタイプのWAIS結果を見てきたそうです。
そのため、もう大満足すぎるくらいのフィードバックをいただきました。

これを自分のためだけにするのはもったいない、ということで、
このブログを通して、可能な範囲でシェアさせていただきます。

僕と似たようなWAIS結果の方もそうですし、
ちょっと気になっている項目(他と比べて落ち込んでたり、など)がある方、

その他、WAISを受けたけど実生活にどう生かしたらいいか分からない方など、
ぜひ参考にしていただければ嬉しいです。
(WAISだけじゃなくて、おそらく子供用のWISCについてもほぼ同様だと思います)

では早速、今回は言語性IQ編です。
順に説明していきます。

まずは僕のWAIS結果

言語性IQ 105
言語理解    90
作動記憶 145

単語    7
類似   9
知識   8
理解   8
算数 15
数唱 18
語音 18

次に、これらから言えることを簡単にまとめます。

・言語理解は、下位項目含めて全て平均の範囲に入ってるので、特に問題はない。
 7~13は、平均の範囲。普通の人は、ほとんどの項目がここに収まるらしいです。
 ぶっちゃけ、下位項目に差があっても、ここにほとんど収まってればあまり問題視しなくていい。

・単語よりも類似のほうが高い場合、言葉を使った説明能力よりも、
 共通性や法則性を見つけてピックアップする能力のほうが優れている。

・同じ耳を通した情報処理でも、言語より数字のほうが得意。
 そのため、あいまいな情報よりも機械的な情報を扱うほうが得意。

・僕のように作動記憶が極端に高すぎる場合、弊害が起きる場合もある。
 例えば耳からの記憶能力が高すぎて、言われたことをいつまでもずっと覚えていたりして、
 そのことに考えが左右されがち。悪口とかを言われても忘れることができにくい。

・作動記憶が高いのに言語理解が低いと、聞き取れてもそれが言語的に処理できなくて、
 それが原因で相手の話をすんなり理解しにくくなりやすい。

・理系っぽい頭の構造(僕はド文系です)。

こんな感じでした。

他にも、

・普通の人(語弊があるかもしれませんが、ようは多数派の人ということです)は、
 WAISを受ける機会を持つこと自体がほとんどないので、
 結果的にWAISを受けた人の結果の大抵は、極端なでこぼこになることが多い。

・中には、下位項目で1と19の両方を持っている人がいる(驚

・4以下の項目と、16以上の項目を両方保持している人は、生きづらくなりやすい。
 それは、あることはものすごくできても、別のことは他の人よりできないと、
 できないことに評価の基準が置かれることが多くなり、自己評価が低くなりやすいから。

・そして、周囲の人間からしても、あることは簡単にやってのけるのに、
 別のことは極端に苦労してるから、「こいつふざけてるのか?」みたいに思われやすい笑
 項目間の差が大きければ大きいほど、大変(これは動作性にも共通して言えるそうです)。

・発達障害に特徴的なWAISの結果というのはなく、結局は人それぞれ。

・WAISの結果から、人より優れているとか劣っているとかいうことは無意味で、
 結局この世の中は多数派の人(ほとんどの項目が7~13にあてはまる人)
 のためにできてるので、少数派の人が苦労してしまうだけ。
 少数派の人が劣っているのではなく、もちろん多数派の人が優れているわけでもない。

・苦手なとこだけじゃなくて、得意なことに目を向けることも大切。

といったことを教えていただきました。

いやー、本当に参考になりました。
次回は、動作性IQのフィードバックについて書きます。

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